GETTY

Photo: GETTY

エド・シーランエミネムとの楽曲をラッセル・クロウの家で制作、レコーディングしたことを明らかにしている。

エド・シーランは、エミネムの新作『リバイバル』に収録される“River”という曲に参加しているが、彼はオーストラリアに旅行をしていた際に、エミネムのマネージャーであるポール・ローゼンバーグからコラボレーションの可能性を示唆する連絡を受けたことを明らかにしている。

ラッセル・クロウは以前、エド・シーランが泊まる場所として自分の家を提供しており、そこにはレコーディング・スタジオも備え付けられているという。ポール・ローゼンバーグからのオファーを承諾したエド・シーランはそこで、すぐにこの曲の制作に取り掛かったという。

「ラッセルの家のスタジオを使ったんだ。ドラムを演奏した、そこからギターを弾いて、そうやってレコーディングをして、コーラスを書いて、ピアノを加えてね。それで曲を送ったんだけど、あっちからは何も返答が返ってこなかったんだ」と、彼は米『ビルボード』誌に対して語っている。「これは、確か2016年の3月だったね」

エド・シーランはその後、エミネムと一緒に頻繁に仕事をしている友人から、その曲の制作がいい方向に進んでいるという連絡を受けるまで、1年間何も音沙汰がなかったという。そして、エド・シーランはミシガン州デトロイトでパフォーマンスをしていたエミネムについに会うことができたことを明らかにしている。

「(彼は)本当に素敵で、才能溢れる人だったよ」とエド・シーランは続けている。「(あの経験は)閉まっていると思っていたドアが唐突に開いたような感じだった」

エド・シーランはエミネムの長年のファンであり、彼のサード・アルバム『ザ・マーシャル・マザーズ・LP』に合わせてラップをすることで子供時代の吃音が治ったことを以前、明らかにしている。

「僕の両親はこのアルバムの内容について分かってなかったからね。あの作品が出たのは、僕が9歳の時だったんだ」と、彼はBBCラジオ4の番組「デザート・アイランド・ディスクス(無人島に持っていく音楽)」に語っている。「9歳の時に、ヤバいことを言っている人がいたら、身につけてみたくなるものだよね。だから、このアルバムから立て続けにあらゆることを学んだんだ。彼のラップは本当に速くて、一緒にラップしていると吃音のことなんてどこかにいっちゃうくらいだったんだよ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ