ファーギーは過去の自身の薬物中毒について語り、かつては「毎日のように幻覚を見る」ほどに深刻な状態であったことを明かしている。
元ブラック・アイド・ピーズのシンガーであるファーギーは以前、エクスタシーからクリスタル・メスまで広範囲にわたる自身の薬物中毒について明かしている。報道によれば、ファーギーは現在18年にわたって薬物を断っているという。
「iニュース」による最新インタヴューの中で、ファーギーはクリスタル・メスの常用が自身の日常生活に与えた影響について語っている。
「私は化学作用による精神病や痴呆に苦しんでいたの。毎日のように幻覚を見ていたわ」とファーギーは過去の薬物乱用について語っている。「脳を落ち着けようと、化学的なドラッグの乱用をやめて幻覚を見ないようになるまでに、1年くらいかかったのよ。あの頃はただ座って、次々に現れるハチやウサギたちを眺めていたわ」
「ドラッグに関することって、めちゃめちゃ楽しいものなの……それが楽しくなくなるまではね。でも実を言うと、私はそれが楽しくなくなった日に感謝してるのよ。それって、私の強さであり信念であって、よりよいものにしたいっていう希望なわけだから」
ファーギーは今年9月にセカンド・ソロ・アルバムとなる『ダブル・ダッチェス』をリリースしている。今年7月には、ファーギーはもうブラック・アイド・ピーズの一員ではないことが正式に発表されている。
本名をステイシー・ファーガソンというファーギーは2002年のブラック・アイド・ピーズに加入し、翌年のアルバム『エレファンク』から参加しているほか、“Boom Boom Pow”や“I Gotta Feeling”、“My Humps”といった大ヒット曲の多くに参加していえう。
しかしながら、ファーギーは、2015年のコーチェラ・フェスティバルでのステージ以来、ブラック・アイド・ピーズとパフォーマンスを行っていない。メンバーのウィル・アイ・アムは今年7月、UAEの「アハラン!」に大してファーギーがもうグループの一員ではないことを認めている。「ブラック・アイド・ピーズが始まって以来、僕たちには一緒にマイクを握ってくれる素晴らしいヴォーカリストたちがいたんだ。メイシー・グレイやエステロ、デビ・ノヴァ、ファーギーといった人たちがね」
「『エレファンク』だけど、あのアルバムには何人かの女性たちが参加しているんだ」とウィル・アイ・アムは続けている。「もちろん、ファーギーは主演の女性だったけど、“Let’s Get It Started”にはノエル(・スキャッグス)がいて、それからファーギーがいて、“Latin Girls”にはデビ・ノヴァがいたし、(セカンドの)“Request Line”にはメイシー・グレイがいた。僕たちこれからもずっと素晴らしい女性たちと仕事をしていくよ」
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