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スティーヴン・タイラーは、米・ジョージア州アトランタに虐待を受けて心を病んでいる少女たちのための安全な避難場所を設立している。

エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーは現地時間12月6日、「ジェニーズ・ハウス」と名付けられた保護施設のテープカット・セレモニーに出席し、「TMZ」に保護施設について最も誇らしい自身の業績の一つだと語っている。

「幼い少女たちを受け入れる場所で、そこにはスタッフもいるし、数人のセラピストもいる。彼女たちの話し相手になってくれる人たちもいるんだ」とスティーヴン・タイラーは語っている。

「ここへ来る少女たちが傷つけられ打ちひしがれているのだとしたら、ここはそういう子たちのための場所なんだ」

ジェニーズ・ハウスは一度に30人の少女たちを保護し、彼女らにセラピーを提供できるのだという。ジェニーズ・ハウスはスティーヴン・タイラーの「ジェニーズ基金」による初の保護施設であり、彼はこの保護施設が順調に機能することを確信しているという。

自身も薬物依存症の治療を受けているスティーヴン・タイラーは、さらに次のように語っている。「俺も12の段階に分かれた治療プログラムを受けているわけだけど、それは人から人へと伝えていくものでもあるんだ。どうしたら間違った方向に行くのかを学んで、それを正すことで他の誰かのためになるかもしれないっていうね」

「(虐待を受けている)少女たちに微かでも希望の炎があってくれればって、俺はそれだけを気にかけているんだ…それが俺の心を燃え上がらせるんだよ」

12月6日のテープカット・セレモニーはスティーヴン・タイラーにとって、エアロスミスの今年9月のサンパウロ公演後に「突然の発作」に見舞われたために帰国を余儀なくされて以来、初めて公の場に姿を現した機会の一つとなっている。

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