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ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーン、オジー・オズボーンら数多くのミュージシャンたちは「エンド・ザ・サイレンス」と題されたチャリティ・キャンペーンに参加している。

本キャンペーンはチャリティ団体「ホープ・アンド・ホームズ・フォー・チルドレン」が行っているもので、ウガンダやルワンダの孤児院の12万人の子どもたちを支援することを目的としている。キャンペーンの一環として、これまでにエド・シーラン、エルトン・ジョン、マーク・ロンソン、エミリー・サンデーらの独占配信動画がYouTubeで公開されており、自身の最も大切な子ども時代の音楽や思い出を明かしている。

今回、「ホープ・アンド・ホームズ・フォー・チルドレン」はさらに新たな動画を公開し、オジー・オズボーン、ノエル・ギャラガー、デュラン・デュラン、ロイヤル・ブラッド、ホージア、バスティル、ルディメンタル、アン・マリー、デーモン・アルバーン、ザ・スクリプトがキャンペーンに参加している。

ミュージシャンたちによる動画はこちらから。

ノエル・ギャラガーが語る動画はこちらから。

http://www.dailymail.co.uk/video/femail/video-1585866/Noel-Gallagher-talks-love-music-End-Silence.html

「ホープ・アンド・ホームズ・フォー・チルドレン」は12月27日までに150万ポンド(約2億2700万円)の寄付を集めることを目標としている。寄付はマッチングギフト制度で、この日までに集まった額と同額をイギリス政府が上乗せし、倍額の寄付となる予定になっている。

「ホープ・アンド・ホームズ・フォー・チルドレン」CEOのマーク・ウォディントンは次のように語っている。「孤児院の赤ちゃんは泣いても誰もあやしに来てくれなかった場合、泣き止むようにはなりません」

「彼らは苦しみを内面化することで、一生にわたって心と身体の傷に苦しめられます。愛、人生、希望を奪われ、この子どもたちは無音の世界で育ちます。笑い声や音楽を耳にすることは決してありません。家族だけが与え得るような愛や保護を経験することも決してないのです」

「孤児院での無音と放置の子ども時代、すなわち愛も家族も音楽もないという状態は容認できるものではありません。世界のトップ・ミュージシャンと一緒に自分にとって最も大切な子ども時代の音楽の思い出を分かち合うことで、私たちがこの無音を終わらせるための力になれるのです」

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