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ザ・ストーン・ローゼズはツアーのために設立した会社が清算される見込みとなっており、活動を休止したのではないかという噂が広がっている。

ザ・ストーン・ローゼズは現時点で最後の公演となっている今年6月のグラスゴー公演で、フロントマンのイアン・ブラウンが「終わることを悲しまないで、実現したことを喜んでほしい」と語ったことを受けて、これが最後のライヴになるのではないかと噂されていた。その後、イアン・ブラウンはソロ・アルバムに取り組んでいることが報じられていた。

今回、英国会社登記所による書類によれば、2015年にバンドが立ち上げたツアーのための会社「セカンド・ツアリング」は今年10月に強制登記抹消の官報を受けたという。これはそれに反対する行為を起こさなかった場合、12月24日に会社の登記が抹消され、清算されることになる。

『NME』はバンドの広報担当に連絡をとっているが、コメントを得られていない。

先日、ザ・ストーン・ローゼズの伝記を執筆したジョン・ロブは活動休止の噂について自身の考えを語っている。

「彼らが活動を休止したと100%公式な形で発表されたわけではないけれど、そう見えるってことだよね」とジョン・ロブは『NME』に語っている。「彼らについて言えるのは、ザ・ストーン・ローゼズに確かなことなんて一つもないということだよ。それが彼らを面白いバンドにしている要素の一つなんだ」

「僕はマニック・ストリート・プリーチャーズが大好きだけど、彼らには確固たるものがある。これは彼らへの批判とかじゃないんだ。でも、マニックスは他のメンバーの人生のためにもバンドであり続けるのが分かるだろ。ザ・ストーン・ローゼズについては、バンドを組んだ最初の日から常に波乱を含んでいるわけでね。彼らの輝きっていうのは儚く、掴みどころがなくて、消えてしまうものなんだ。一度手にしても、もう一度手放してしまうんだよ」

彼は次のように続けている。「それを手にした時というのは、そりゃあもうすごいんだ。去年、彼らがマンチェスターでやった時はマジカルだったよ。すごく素晴らしくて、パワフルなバンドだったからね」

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