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プリンスの晩年を追った新たなドキュメンタリーが放送される予定だという。

プリンスは2016年4月21日にオピオイドのオーヴァードーズによって亡くなっている。享年57歳だった。

米『ビルボード』誌によれば、チャンネル4はプリンスの晩年の重要な瞬間を追った映像作品の制作を依頼しているという。ドキュメンタリーにはシークレットで行われたホワイト・ハウスでのパフォーマンスや最後のツアーとなった「ピアノ&マイクロフォン」ツアーの模様も収録されるという。

この新たなプロジェクトでは、コメンテーターのヴァン・ジョーンズ、シンガーのエリン・アレン・ケイン、元恋人のアンディ・アローをはじめ、シー・ロー・グリーン、ジョージ・クリントンといったミュージシャンなど、プリンスの友人たちのインタヴューも収録されるという。

『ラスト・イヤー』と題された本作は、女性新人への指導やフレディ・グレイが警察官によって射殺された事件を受けての政治活動といったプリンスの活動も追ったものになるとしている。プリンスはフレディ・グレイの事件を受けて、ボルティモアで「ラリーフォーピース」と題したコンサートを開催しており、ビヨンセやジェイ・Zもこのコンサートを支援している。

チャンネル4の代表は本作について「国際的に販売されることはない」としており、UKのファンだけが目撃できることになるかもしれないという。監督は「ザ・ケイト・ブッシュ・ストーリー:ランニング・アップ・ザット・ヒル」を手掛けたエイドリアン・シブリーが務める予定となっている。放送日についてはまだ何も発表されていない。

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