クイーンのフレディ・マーキュリーの伝記映画が監督のブライアン・シンガーのために撮影が止まってしまっているという。ブライアン・シンガーは映画『X-MEN』シリーズで知られている。
映画はエミー賞も受賞しているラミ・マレックがフレディ・マーキュリー役を務めており、ここ数ヶ月にわたって撮影が行われてきた。
しかし、ブライアン・シンガーはサンクスギビングのホリデー後、撮影に戻ってくることができず、「予期せぬ形で撮影に参加できない」という。
監督の代理人によれば、撮影の不参加は「ブライアンと彼の家族にまつわる個人的な健康上の問題」とされている。
しかし、「ザ・ハリウッド・レポーター」は先日ブライアン・シンガーが出演者やクルーと衝突し、一度セットに姿を現さなかったことがあったことを報じている。
この映画は当初、コメディ映画『アリ・G』や『ボラット』等で知られるサシャ・バロン・コーエンが主演としてキャスティングされたものの、映画に参加しているメンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーと意見が折り合わずに、降板している。
先日、ブライアン・シンガーは自身のインスタグラムで、ラミ・マレック演じるフレディ・マーキュリーの画像を公開しており、「iPhoneで撮ったこの写真を投稿せずにはいられない自分を我慢できなかった」とキャプションに綴っていた。
クイーンのバンド・メンバーのキャストも発表されており、『X-メン:アポカリプス』に出演していたベン・ハーディがドラマーのロジャー・テイラーを、『ツーリスト』に出演していたグウィリム・リーがブライアン・メイを、『ジュラシック・パーク』でティム役を演じたジョゼフ・マゼロがベーシストのジョン・ディーコンを演じる。
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