レディオヘッドはドラム・クルーのスコット・ジョンソンが亡くなった事件に対する審問についての声明を発表している。
2012年にバンドのドラム・クルーであるスコット・ジョンソンはトロントでの公演を前にステージが崩壊したために亡くなっている。ドンカスター出身の33歳だった彼はキーンを初めとした多くのツアー・アーティストと仕事をしてきていた。この事故で他に3人がケガをしている。
9月にステージ崩壊の責任を問う裁判が中断されたことを受けて、トム・ヨークは怒りのなか言葉を寄せていた。
今回、カナダのテレビ局CBCはオンタリオの検視局がステージ崩壊とスコット・ジョンソンの死について審問を行うことに同意したと報じている。レディオヘッドは遺族に報いようと自身の影響力をカナダの当局を促すために使ったと言われており、イギリスの国会議員にカナダ高等弁務官事務所への手紙を書かせたとされている。
「崩壊が起こった時は午後4時だったんだ。僕らのサウンドチェックは4時から始まる予定でね、本当は僕がスコットのところにいるはずだったんだよ」とレディオヘッドのドラマーであるフィル・セルウェイはCBCに語っている。「あれはすごい重さだからね。個人で対処することなんてできないんだ。スコットに敬意を払った正当な結論を見たいと思ってるよ」
また、バンドはインスタグラムで次のように述べている。「ダウンズヴュー・パークでのステージ崩壊から5年、スコット・ジョンソンの死への審問が行われることが正式に本日発表されることを知りました。これを歓迎しますが、これでスコットの死の責任追及が行われるわけではなく、スコットや遺族に報えるわけではありません。このような事故が今後起きないことを確実にするためにも我々はカナダの当局にダウンズヴュー・パークでのステージ崩壊をはじめ、すべての職場での死の扱いを精査するよう求めています」
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スコット・ジョンソンが亡くなった際、レディオヘッドのドラマーであるフィル・セルウェイは次のように追悼の意を表明している。「僕らは全員、友人であり仲間でもあったスコット・ジョンソンを失うことになって打ちひしがれている。彼はいい奴で、常にポジティヴで協力的で、面白い奴だった。高い技術を持ち、僕らのロード・クルーの大事な一員だった。すごく惜しむことになるだろうね。スコットの遺族と彼と近かった皆様にお悔やみを申し上げます」
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