ビョークはかつてリリースされていない楽曲でウータン・クランとコラボレーションしたことを明かし、その共作作業について魔法のようだったと語っている。
ビョークはニュー・アルバム『ユートピア』を11月24日にリリースしており、本作について「出会い系アプリの)ティンダーみたいなアルバム」と評している。
『ファクト』誌に対してビョークは、1997年発表の『ホモジェニック』でRZAにビートの面で参加してほしかったものの叶わず、後にニョーヨークでウータン・クランとコラボレーションを行ったと語っている。
「何曲か一緒にやってみたの」とビョークは語っている。「何かをやる時に、とりあえず計画も立てずにやってみたら、魔法のようだったことってあるわよね。そして、私たちが作ったものは本当に魔法のようだって思ってるの。でも、『ホモジェニック』全体を考えると合わなかったし、当時ウータン・クランがやっていたことにも合わないと思ったから、アイデアのままにしておいた方がいいと思えたの。分かるかしら?」
ビョークはまた、タワー・レコードでのウータン・クランとの思い出が「人生でもお気に入りだった瞬間」だったと明かしている。
「1時間くらいサインをしたんだけど、彼らがチームを送ってくれて、私の側に立っていてくれたの」と彼女は語っている。「人生でもお気に入りだった瞬間の一つね。一人っきりだったから、彼らが顔を見せてくれた時は本当に守られているように感じたの。魔法のようだったわ」
「私の意見としては彼らはパンクなの」とビョークは続けている。「私たちはすごく似てるの。物事に取り組むって時に、まるで儀式のようにやるのよ」
ビョークは先日、来年5月25日〜27日に開催されるロンドンの新しいフェスティバル「オール・ポインツ・イースト」のヘッドライナーを務めることが発表されている。ビョークは27日に出演して、同日にはベック、ファーザー・ジョン・ミスティ、フライング・ロータス、マッシュロウ・レイラ、シルヴァン・エッソ、アレクシス・テイラー、そしてアゴリアらが出演する。また、他の日程ではLCDサウンドシステム、ザ・エックス・エックス、ロード、ザ・ナショナル、ザ・ウォー・オン・ドラッグスらの出演が予定されている。
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