ジャスティン・ビーバーのマネージャーのスクーター・ブラウンは2014年に「ダークな時期」を過ごしていたジャスティン・ビーバーについて語り、彼のメンタル・ヘルスの問題に関して「諦めた」ことを明かしている。
スクーター・ブラウンは、18歳の時に始まったジャスティン・ビーバーのキャリアの中のトラブル続きの時期について『コンプレックス』誌に語っている。
ジャスティン・ビーバーの2014年は数々の事件によって議論を呼ぶものとなっていて、度重なるマリファナと処方薬の使用や違法な公道レースによる逮捕、隣人の家に卵を投げつけたり、リムジン運転手への暴行、暴行されたと主張するパパラッチからの告訴などがあった。
ソーシャル・メディアでは靖国神社で撮影した議論を呼ぶ写真を投稿し、ロサンゼルスでの自身の事故をダイアナ妃の死になぞらえている。ジャスティン・ビーバーはまた、Nワードを使用し、クー・クラックス・クランに参加するというジョークを発して、謝罪に追い込まれている。
「要するに僕は役に立てなかったんだ」とスクーター・ブラウンは語っている。「僕が役に立っていれば、1年半の間、あんなことは何も起こらなかっただろうね。1年半の間、僕はいろいろ手を尽くしてみたんだけど、役に立てなかったんだよ。彼はまだかなりダークな時期にあったからね」
スクーター・ブラウンは辛抱強さと理解を示すことで、最終的にジャスティン・ビーバーがターニング・ポイントを見つけたと語り、ただしその詳細は「彼自身によって語られるべき話」であると続けている。
「ジャスティンは僕に電話してきて、『こんなことになってしまった。もうたくさんだ。僕は変化を起こす必要がある』って言ってきたんだよ。彼は僕に助けを求めてきたんだ、僕はリサーチをやっていたから、手助けするためのリソースがたくさんあったんだよ」
スクーター・ブラウンのインタヴュー映像はこちらから。
ジャスティン・ビーバーは2015年にその当時の心境について語っている。「常に考えているのはどんな曲を書こうかなんだ。今はよりポジティヴなことを考えてるんだ。それが僕の音楽を完全に変えたんだ」
「アルバム全体をやり直さなくちゃならなくてね。完成したんだけど、僕が今いる場所と向かおうとしている場所には合わないんだよ。僕は自分の話を伝えたいし、人々に希望を与えたいんだ」
「僕はしばらく希望を失って、ダークな時期にあった。でも、その型から抜け出そうとしているところなんだ。反対側に陽の光があるのは分かってるからね」
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