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ノエル・ギャラガーは「ボブ・ディランは他の誰よりもボブ・ディランの曲を見事に歌う」として、自身のライヴでオアシスの楽曲を演奏することについて見解を述べている。

それぞれソロ活動に乗り出しているノエル・ギャラガーと弟のリアム・ギャラガーだが、オアシスの楽曲をライヴでパフォーマンスするという問題について、リアム・ギャラガーは以前「(オアシスの楽曲は)ノエル・ギャラガーのものであると同時に、俺のものでもあるんだよ」と語っている。さらに、リアム・ギャラガーは先日ノエル・ギャラガーの歌った“Champagne Supernova”を批判していた。

今回、ノエル・ギャラガーはアイルランド版『インディペンデント』紙に次のように語っている。「ライヴの時に俺が(オアシスの曲を)演奏するのは、みんながそれを聴きたがってるからだよね。それに、やらない理由もないわけでさ。だって、これらを全部書いたのは俺なんだからね」

彼は次のように続けている。「俺が”Don’t Look Back In Anger”に出てくる女性がどんな人物かを知っているわけでさ。彼女は現実にはいやしない。けど、彼女がどこから生まれたのかを俺は知ってるんだ」

「ボブ・ディランは他の誰よりもボブ・ディランの曲を見事に歌うわけでさ」とノエル・ギャラガーは締めくくっている。

インタビューの他の部分では、ノエル・ギャラガーはリアム・ギャラガーを「バカな奴」と呼んで「まともだと思えない」と批判している。

「俺がリアムとやり合ったことは一度もないよ」とノエル・ギャラガーは語っている。「リアムは自分と喧嘩してるんだよ。今、この瞬間もあいつはどこかで自分と喧嘩してるんだろうよ。俺はまったくもってバカには我慢ならないんだけど、あいつにはそうしてやるべき以上に我慢してきたからね。例えば振り返ってみると、もうスタジアム・ロック的なことはやらないって決めた時とかもさ。あれは音楽的な決断なんかじゃないんだ。喧嘩したり、怒鳴ったり、理由もなく人を解雇することにマジで耐えられなくなったんだ」

ノエル・ギャラガーはまた「同じしつけ」を受けたのにリアムが喧嘩を仕掛けたがっていることに困惑していると語り、「バカな奴の頭の中なんて誰にも分からない」と続けている。

「俺に言えるのは――そして、これが俺に言えるすべてだけど、あいつがまともだとは思えないね。それがあいつについて言える他のどんなことよりもあいつを物語ってるはずだよ。マジであいつについてはまともだと思えないね」

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは本日11月22日に日本先行でサード・アルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』をリリースしている。

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