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ジョシュ・ホーミはクイーンズ・オブ ・ザ・ストーン・エイジの活動を始める際に亡くなったAC/DCのギタリストであるマルコム・ヤングから影響を受けていたことを明かしている。

AC/DCの結成メンバーで、元ギタリストのマルコム・ヤングは亡くなったことが先日バンドより発表されている。マルコム・ヤングは認知症との闘病の末、享年64歳で亡くなっている。オジー・オズボーンやブロディ・ドール、ヴァン・ヘイレン、ライアン・アダムスらがマルコム・ヤングに追悼の意を表している。

ジョシュ・ホーミは今回『モジョ』誌のインタヴューの中で、クイーンズ・オブ ・ザ・ストーン・エイジの独特のサウンドに落ち着く以前、カイアスを脱退してスクリーミング・トゥリーズに加わる際に、マルコム・ヤングの「ロボットのような」リズム・ギターのスタイルを模倣しようとしていたことを明かしている。

「俺はトランス状態になるまで、ただ同じものを弾き続けるっていうのがどういうものなのか知りたかったんだよね」とジョシュ・ホーミは語っている。「1つの音っていうのは50の音を鳴らすのよりずっと難しいんだ。それが(スクリーミング・トゥリーズで)学んだことだよ。俺はリズム・ギターをやってたからね。マルコム・ヤングのように弾こうとしていたんだ。ロボットみたいにリフを演奏するっていうね」

「それで、クイーンズ・オブ ・ザ・ストーン・エイジの最初のアルバムは、ロボットのようなトランス的なものになってね。そしたら、音楽についていろいろ教えてくれていたバンドのサウンド・エンジニアが咳をするように、カンやノイ!、ワイヤーをかけてくれたんだ……俺は『これは何だ?』って感じでさ。かなりがっかりしたよ」

先日、AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンはマルコム・ヤングの死を受けて声明を発表し、「多くの人が遺せるとは思えない遺産を遺しました」として彼を讃えている。

一方、クイーンズ・オブ ・ザ・ストーン・エイジは今年リリースされた『ヴィランズ』のUKツアーを現在行っている。バンドは先週末のウェンブリー・アリーナでのライヴを皮切りにUKツアーを開始しており、ジョシュ・ホーミのステージ上での喫煙をマンチェスター・アリーナが非難するというトラブルにも巻き込まれている。

ジョシュ・ホーミはまた、11月25日にロンドン大学で行われる、パリ同時多発テロ事件の被害者の追悼コンサートである「ア・ピースフル・ノイズ・コンサート」の特別ゲストとして出演することも発表されている。

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