AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンはギタリストにして結成メンバーであるマルコム・ヤングの死を受けて声明を発表している。
グラスゴー出身で、弟のアンガス・ヤングと共に1973年にバンドを結成したマルコム・ヤングは2014年までバンドでプレイしていたが、認知症のために今後はバンドを引退することを発表していた。享年64歳だった。
1980年に加入し、先日ライヴ・パフォーマンスから引退したブライアン・ジョンソンは自身のオフィシャル・サイトに声明を発表しており、訃報を聞いて「悲しんで」いるとし、「彼は多くが遺せるとは思えない遺産を遺した」と述べている。
声明の全文訳は以下の通り。
「マルコム・ヤングが亡くなったことを受けて悲しんでいます。彼が逝ってしまったとは信じられません。ツアーで僕らは本当に素晴らしい時間を過ごしました。
常に彼がギターの天才であることは承知していましたし、彼のギター・リフは彼同様、伝説となりました。
僕ら同様、失意にあるであろう妻のリンダ、子供のカーラとロス、アンガスに愛と弔意を送ります。
彼は多くの人が遺せるとは思えない遺産を遺しました。彼は名声という面でのセレブリティを好きではなく、彼はそうしたものにあまりに謙虚でした。彼がAC/DCを生み出したのです。というのも、彼は世間には『ロックンロールがない』と言ってましたから。
彼と知り合って、友人と呼べることを誇りに思えますし、彼を非常に惜しむことになるでしょう。
あなたに敬礼を、マルコム・ヤング」
マルコム・ヤングの訃報を受けて、フー・ファイターズやガンズ・アンド・ローゼズはAC/DCのカヴァーを演奏して、追悼の意を表している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.