ザ・ウィークエンドによって、フォールズにとって初のUKアルバム・チャート1位の座は阻まれることになった。
ウィークリー・チャートの中間発表では、フォールズが1位にランクインしていたが、オフィシャル・チャート・カンパニーの発表によると、今週のチャートで1位の座を獲得したのはザ・ウィークエンドことカナダ人シンガーのエイベル・テスファイだったことが明らかになった。
ザ・ウィークエンドの新作『ビューティ・ビハインド・ザ・マッドネス』は、2013年にリリースされた『キッスランド』に続くアルバムで、ラナ・デル・レイ、エド・シーラン、ラビリンスとのコラボレーションが収録されている。
フォールズの通算4作目のスタジオ・アルバム『ホワット・ウェント・ダウン』は、今週初登場で3位にランクインしており、先週1位を獲得し、今週は2位へと順位を下げたジェス・グリンのアルバムに続く形となった。
また、残りのトップ5にはエラ・エアとサム・スミスが名を連ねており、それぞれ4位と5位にランクインしている。
フォールズが先週末にレディング&リーズ・フェスティバルで『NME』に語ったところによると、チャート・バトルは大抵の場合、「レーベルの人々」のためのものであるが、それでも彼らがリリースしたニュー・アルバムが「レ・ミゼラブル」のサウンドトラックに負かされたのは「ショックな出来事」だったという。
一方、フォールズは先週末に行われたレディング&リーズ・フェスティバルの両方でサプライズ出演を果たしており、主催者のメルヴィン・ベンはバンドを今後のヘッドライナーとしている。
『NME』に対してメルヴィン・ベンは、いつかフォールズがヘッドライナーを務めるのを確認していると話しているが、一方で一組決定しているという来年のヘッドライナーがフォールズでないことも認めている。
メルヴィン・ベンはバンドを賞賛して、次のように述べている。「フォールズにヘッドライナーをやってもらいたいという事実については隠すつもりもないよ」しかし、フォールズがヘッドライナーまで登り詰めるのは来年ほど、すぐのことではないかもしれない。
「来年か、その次の年かな?」とメルヴィン・ベンは話している。「そこはまだ決まってないよ。話してもないしね。でも、フォールズは素晴らしいバンドだし、今後のヘッドライナーになると思うよ」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.