レディオヘッドはバンドとしての活動を休止すると見られるなか、2018年もいくつかの公演を行うことについて言及している。
2016年に発表した『ア・ムーン・シェイプト・プール』を引っ提げたツアーを、議論を呼ぶことになったテルアビブの公演で締めくくったレディオヘッドだが、バンドは先日2018年については「レディオヘッドとしての活動を棚上げ」して、ソロ・プロジェクトに集中することを明かしていた。ジョニー・グリーンウッドとドラマーのフィル・セルウェイは自身のプロジェクトに乗り出しており、ギタリストのエド・オブライエンもブラジルに影響を受けたアルバムをリリースすることを認めている。
「何曲かはトラックダウンもしていて、いくつかバッキング・トラックもあるから、それを仕上げるためにフラッドとキャサリンと共にスタジオに入る予定なんだ。来年にはいくつか新しい曲にも取り組むよ」とエド・オブライエンは『エスクァイア』誌に自身のアルバムについて語っている。「もちろん、来年もレディオヘッドのために見込まれるツアー日程もあるからね。その時は忙しいよね。アルバムから頭が離れてないからね」
レディオヘッドは先日、バンドの全キャリアに及ぶ楽曲の歌詞とコードが掲載されたソングブックを発売することを発表している。400ページにわたる『レディオヘッド:コンプリート』はバンドの32年間のキャリアから160曲以上を掲載しており、長年コラボレーションを行っているスタンリー・ドンウッドによる新たなアートワークも掲載される。
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