12月1日にリリースされるザ・ローリング・ストーンズの『オン・エア』の発売を記念して、著名人が選ぶ「ストーンズのライヴで聴きたい曲」のプレイリストの第2弾が公開されている。
第1弾の漫画家高橋ツトムに続いて、第2弾のダイアモンド✡ユカイが選ぶプレイリストとコメントが公開されている。
プレイリストとコメントは以下の通り。
1「サティスファクション」Satisfaction 『オン・エア』
ビートルズのジョン&ポールが作った「彼氏になりたい」を歌ってからビートルズ的なオリジナルは作っていたがやっぱりこの曲が本当の意味でオリジナルのストーンズの始まりと言えるんじゃないかな。
2「悪魔を哀れむ歌」 Sympathy For The Devil 『MONO BOX』
高校の時に日本語として訳されて出版されたキース・リチャーズを中心に描かれた暴露本「悪魔を憐れむ歌」を読んでからデカダン(退廃的趣向)なんて意味なんてよくは分からなかったけどますますストーンズの悪魔的な魅力にのめり込んでいった。
3「ウインター」 Winter 『山羊の頭のスープ』
大学受験の勉強をしながらこの曲を聴いていた。寒い寒い夜だったという出だしから情緒感に包まれて見知らぬ国の景色のブルースな気分に入り込んでいた。
4「オール・アバウト・ユー」 All About You 『エモーショナル・レスキュー』
キースのボーカルの曲の中で一番好きな歌だ。たぶんアニタ・バレンバーグの事を歌っているんだろうなあ。
5「アウト・オブ・コントロール」 Out Of Control 『ブリッジズ・トゥ・バビロン』
2017年のツアーでのこの曲をYouTubeで観てベースのダリルジョーンズがフィーチャーされたこの曲の素晴らしさを感じ改めてストーンズは進化し続ける現役のロックン・ロール・バンドだなあと思った。’
6「カントリー・ホンク」 Country Honk 『MONO BOX』
「ホンキー・トンク・ウィメン」のアナザー・ヴァージョン。このアコースティック・ギターのカントリー風なアレンジメントをこんなにカッコ良く出来るバンドはストーンズ以外にはいない。
7「キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング」 Can’t You Hear Me Knocking 『スティッキー・フィンガーズ』
「ブラウン・シュガー」や「ジャンピン・ジャック」もいいけど、このリフと自由な浮遊感がこれぞ俺の大好きなストーンズだ。ジョニー・デップ主演の『ブロウ』はカッコいい使い方をしていた。
8「ビースト・オブ・バーデン」 Beast Of Burden 『女たち』
デタラメな男だけど好きな女には弱い。これぞロックン・ロール。お前の荷物運搬係じゃないぜなんてセリフをミックが歌うからこそイカしてるね。
9「愚か者の涙」 Fool To Cry 『ブラック・アンド・ブルー』
リアリティーが炸裂するロックなろくでなし男のバラードは泣ける。「ヘイ、ダディ何で泣いてるの?」なんて子供に言われたらひたすら涙を堪えるしか出来ないじゃないの。
10「ミス・ユー」 Miss You 『女たち』
高校生になりたての頃に回りがディープ・パープルやレッド・ツェッペリンのギターを弾いて見せびらかしていた奴らの中で1人「ミス・ユー」の渋いリフを弾いてる奴がいた。俺はそれを聴いた時からこの曲の虜になった。
リリースの詳細は以下の通り。
ザ・ローリング・ストーンズ『オン・エア』
The Rolling Stones “On Air”
2017年12月1日発売
各形態詳細
・1CD(スタンダード)2,500円+税(UICY-15695)
・2CD(デラックス)3,600円+税(UICY-78515/6)
・2枚組LP(ゲートフォールド/180g重量盤)5,000円+税(UIJY-75071/2)
・2枚組カラーLP【ユニバーサルミュージック・ストア限定発売】(ゲートフォールド/180g重量盤)5,500円+税 (PDJT-1001/2)
・デジタル・ダウンロード
ディスク1
1. カム・オン / Come On(Saturday Club, 1963)
2. サティスファクション/ (I Can’t Get No) Satisfaction (Saturday Club, 1965)
3. ロール・オーヴァー・ベートーヴェン / Roll Over Beethoven (Saturday Club, 1963)
4. クモとハエ / The Spider And The Fly (Yeah Yeah, 1965)
5. コップス・アンド・ロバーズ / Cops And Robbers (Blues in Rhythm, 1964)
6. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ / It’s All Over Now (The Joe Loss Pop Show, 1964)
7. ルート66 / Route 66 (Blues in Rhythm, 1964)
8. メンフィス・テネシー / Memphis, Tennessee (Saturday Club, 1963)
9. ダウン・ザ・ロード・アピース / Down The Road Apiece (Top Gear, 1965)
10. ラスト・タイム / The Last Time (Top Gear, 1965)
11. クライ・トゥ・ミー / Cry To Me (Saturday Club, 1965)
12. マーシー・マーシー / Mercy, Mercy (Yeah Yeah, 1965)
13. オー・ベイビー / Oh! Baby (We Got A Good Thing Goin’) (Saturday Club, 1965)
14. アラウンド・アンド・アラウンド / Around And Around (Top Gear, 1964)
15. ハイ・ヒール・スニーカーズ / Hi Heel Sneakers (Saturday Club, 1964)
16. ファニー・メイ / Fannie Mae (Saturday Club, 1965)
17. ユー・ベター・ムーヴ・オン / You Better Move On (Blues in Rhythm, 1964)
18. モナ / Mona (Blues In Rhythm, 1964)
Bonus Tracks (2CDデラックス/2LP)
19. 彼氏になりたい / I Wanna Be Your Man (Saturday Club, 1964)
20. かわいいキャロル / Carol (Saturday Club, 1964)
21. アイム・ムーヴィング・オン / I’m moving On (The Joe Loss Pop Show, 1964)
22. イフ・ユー・ニード・ミー / If You Need Me (The Joe Loss Pop Show, 1964)
23. ウォーキング・ザ・ドッグ / Walking The Dog (Saturday Club, 1964)
24. コンフェッシン・ザ・ブルース / Confessin’ The Blues (The Joe Loss Pop Show, 1964)
25. エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ / Everybody Needs Somebody To Love(Top Gear, 1965)
26. リトル・バイ・リトル / Little By Little (The Joe Loss Pop Show, 1964)
27. エイント・ザット・ラヴィング・ユー・ベイビー / Ain’t That Loving You Baby (Rhythm And Blues, 1964)
28. ビューティフル・デライラ / Beautiful Delilah (Saturday Club, 1964)
29. クラッキン・アップ / Crackin’ Up (Top Gear, 1964)
30. アイ・キャント・ビー・サティスファイド / I Can’t Be Satisfied (Top Gear, 1964)
31. 恋をしようよ / I Just Want to Make Love To You (Saturday Club, 1964)
32. 南ミシガン通り2120 / 2120 South Michigan Avenue (Rhythm and Blues, 1964)
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