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リアム・ギャラガーが自分の音楽やファンについて語っており、自身は「音楽の救世主」ではなく、自分自身の救世主だと語っている。

リアム・ギャラガーは先月ソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』をリリースしており、アルバムは全英チャート初登場1位を記録している。元オアシスのフロントマンである彼は現在UKツアーを行っている。

『フォルト』誌のインタヴューを受けたリアム・ギャラガーは、再びロックンロールについて語っている。「今日という時代はさ、ロックンロールは混迷しているわけでね。もう一度俺が1位を獲るなんてふうに自分のことを考えてなかったけどさ、本気で信じれば叶うことなんだよ」

「俺はロックンロールに報いてきたし、これからもロックンロールは俺を助けてくれると思っているよ。俺を二度救ってくれたしね」

若い世代のファンの存在についてもリアム・ギャラガーは語っており、自分の子供たちと同じような世代のファンがライヴに来てくれるのを見るのは嬉しいことだと語っている。「俺にはこれまでもそうしたファンがたくさんいたわけだけど、常にいてくれるんだ。俺の長男は18歳だけど、俺の友達とかにも同じくらいの年齢の子供がいてね。つまりそういう奴らが、自分の子供をライヴに連れて行こうとしているんだろうね」

「素晴らしいことだよ。俺にできることといったら、いい音楽を作って、いいライヴをして、いいインタヴューをして、ちゃんと売ろうと頑張ることだけでね。自分に正直であり続けなきゃいけない。ショービジネスのあらゆる馬鹿げたことに流されちゃダメだってことだよ」

評価の高い収録曲“For What It’s Worth”についても彼は語っており、人間を変えてしまうと悪名高い音楽業界で自分自身に対して誠実であり続けることについての曲だと明かしている。「このビジネスの罠に陥ることなく、俺はずっとその立場を守り続けてきたと思っている。俺は今でもズケズケものを言えば、思うことをあけすけに言うけど、みんなが気に入ってくれれば、最高だよね。もしも違うならそれでいい。俺はイエスマンじゃないからね」

「俺ができることってそれだけだからね。俺はやっぱり音楽の救世主ではないわけでさ。自分自身の救世主なんだ」

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