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サイモン・コーウェルはハリウッドではびこるセクシャル・ハラスメントのスキャンダルについて語り、音楽業界について「決して品のいいビジネス」ではないとしている。

サイコ・レーベルを主宰する58歳のサイモン・コーウェルは、映画業界の大御所であったハーヴェイ・ワインスタインや俳優のケヴィン・スペイシーらハリウッドの大物たちにセクシャル・ハラスメントの嫌疑がかけられていることを受け、沈黙を破っている。

サイモン・コーウェルは『ザ・サン』紙に次のように語っている。「そもそも、私だって音楽業界の中で成長してきたわけだけどさ。若い頃にそういう状況に遭遇したよ。働き始めた時にね。決して品のいいビジネスではないんだ」

「正直、私も(変化していくとは)思っているよ。人々は然るべきものを手にするべきだ。それが私に言えることかな」

サイモン・コーウェルの発言は、ニューヨーク警察が依然としてハーヴェイ・ワインスタインをレイプ疑惑で捜査していることや、ケヴィン・スペイシーのセクシャル・ハラスメントの疑惑を受けてネットフリックスが主演作の『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の制作を中止したことを受けてのものとなっている。

一方、リアム・ギャラガーもまた、ハーヴェイ・ワインスタインに反対意見を述べる音楽業界の一人となっている。

リアム・ギャラガーは先日『フォルト』誌に次のように語っている。「あることは知ってるだろ。胡散臭いチンケなクソ野郎どもがトップにいるんだからな。必ずしも男と女ってわけじゃなくて、男同士でもそういうのがあるんだ」

「あらゆるポップ・バンドにもね。テイク・ザットのことも聞いたことあるだろうけど、俺はそういうのを目撃したことはないよ」

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