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リリー・アレンは来年回想録を出版する予定だという。

2014年発表の『シーザス』が最後のアルバムとなっているリリー・アレンだが、ボニエール出版傘下のブリンクより自伝を刊行する契約を交わしている。

報道によれば、リリー・アレンの回想録は「子供を失ったことのトラウマと悲しみ、名声の功罪、家族の物語、ブリットポップ期の青春時代、グラストンベリー、会員制のグルーチョ・クラブ」などを描いたものになるという。

リリー・アレンは他にも「若者の反逆、お金について、共依存、ドラッグとアルコールへの依存、摂食障害、結婚、別れ、立ち直ること、母親として、そして『人生を前に進めていく』こと」について綴っているとされている。

リリー・アレンは今回の発表について次のように述べている。「私が考えたことには不愉快で、衝撃で、残酷なものもあるかもしれない。でも、素晴らしいこともあって、幸せな時期もある。笑ってもらえるものにするつもりよ。私についての本だということは分かってるけど、読んでくれた人にとって多くのことが真実味をもってくれたらと願ってるわ。恥ずかしいものにはならないわ。真実に満ちたものになるはずよ」

ブリンクの取締役であるベン・ダンは次のように続けている。「このような本はそうそう現れるものではありません。今回の提案とサンプルとなる文章に私たちはすっかり圧倒されました。本書は彼女の世代や彼女の音楽のファンだけに訴えるだけでなく、社会が現在直面している問題について幅広い論客に語りかけるものになるでしょう」

まだ書名の決まっていない本書は2018年秋に刊行される予定だという。

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