モリッシーは現地時間11月5日にカリフォルニア州パソロブレスで予定されていた公演を、パフォーマンスをするにはあまりに寒すぎるとのことで延期している。
コンサートはニュー・アルバム『ロウ・イン・ハイ・スクール』のツアーの一環としてヴィナ・ロブレス・アンフィシアターで行われる予定となっていた。
しかし、「ステレオガム」によれば開演時間になって延期となることが発表されたとのことで、PAを通した発表で、会場のステージ上の暖房設備が機能しなかったために延期されている。
複数のファンが憤りと落胆を露わにしていて、あるファンは「ふざけないで、大袈裟過ぎよ。二度と行かないわ。地獄に行けばいい」とツイートしている。
@officialmoz Morrissey cancelled at the last minute. Fuck that drama queen. Never again. Rot in hell. pic.twitter.com/rXjcbWjBcl
— Jen Blatz (@jnblatz) November 6, 2017
モリッシーは先日、ザ・スミスの楽曲である“I Started Something I Couldn’t Finish”をライヴで初めて演奏している。ザ・スミスのメンバーがこの曲を演奏したのは初めてだという。モリッシーは現地時間10月31日にポートランドのアーリン・シュニッツァー・コンサート・ホールで行われた公演で同曲を初披露している。
また、モリッシーは動物愛護団体のPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)と協力して、「ホリデーズ・アー・マーダー・フォー・ターキーズ」と呼ばれる新しいキャンペーンに取り組むという。今回のキャンペーンでは、イラスト化されたモリッシーがキャンペーンのスローガンの書かれたプラカードを掲げていて、彼の肩には猫が座っている。イラストの背後にも2枚の彼の写真があり、それぞれ猫や子羊と一緒にいる姿を捉えたものとなっている。
このイラストは、予定されているモリッシーのアメリカ・ツアーでファンが会場を出る際にPETAの会員によってファンに配布されるという。PETAの副会長のダン・マシューズは次のように語っている。「私たちはこのユニークなアートワークが、最終的に国中の冷蔵庫に貼られて、動物たちが休日のごちそうのために犠牲になるべきではないと思い出させてくれる存在になることを願っています」
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