マリリン・マンソンは現地時間11月5日に、テキサス州で26人が亡くなる銃乱射事件が起きた直後にサンバーナーディノでの公演で偽物の銃を観客に向けて撃ったことで物議を醸しており、彼はそれを受けて事件に対する声明を発表している。
マリリン・マンソンは先日ニューヨークの公演でステージ・セットが倒れてきたためにプレートと10本のスクリューを腓骨に入れる治療を行っており、オズフェス・ミーツ・ノットフェスで行われた公演には車椅子でステージに上がっている。公演では偽のマシンガンを使って観客に向かって撃つパフォーマンスがあったという。「TMZ」ではその時の模様も公開されている。
http://www.tmz.com/2017/11/06/marilyn-manson-points-gun-concert-san-bernardino-shooting/
マリリン・マンソンは『ヴァラエティ』誌に次のような声明を発表している。「銃乱射事件がほとんど日常的に起きている時代に、これはいかに簡単にセミオートマチックの武器を手にすることができ、どれだけそうした光景が常態化しているかについての見解を示すための試みとしての行動でした。自分のアートは常にポップ・カルチャーへのリアクションであり、世界で起きているひどいことを人々に考えてもらうための手段です。自分のパフォーマンスは冒涜することや、無神経さを示すことを目的にしているわけではありません。ステージで使った小道具のマイクは警官の許可を受けて渡されたものです。『本物の』銃による無責任で言語道断な乱用による被害を受けたすべての人に共感を送ります」
現地時間11月5日にテキサス州のサザーランド・スプリングスの教会では銃乱射事件が起きて少なくとも26人が亡くなっている。
報道によれば、26人の被害者は5歳から72歳までにわたり、発砲した男は逃走中に死亡したという。
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