ポール・マッカートニーとミート・フリー・マンデーは畜産業が地球に与える破壊的な影響について意識向上を目指すショート・フィルムを公開している。
「ワン・デイ・ア・ウィーク」と題された映像にはポール・マッカートニーのほか、娘のステラとメアリーや、俳優のウディ・ハレルソン、エマ・ストーンが出演しており、観る人に畜産業の製品を少なくとも1週間に1日だけ控えるよう呼びかけるものとなっている。
「地球やその住人を保護していくのを手助けする唯一にして重要な方法があるのです」と1975年からヴェジタリアンのポール・マッカートニーは映像の中で語っている。
「そして、それは週に1日で始められるのです。1日、畜産業の製品を食べなければ、我々全員が持続していくことのできるデリケートなバランスを維持するのに絶大な影響をもたらすのです」
映像ではポール・マッカートニーの音楽も使われており、1997年発表のクラシックのアルバム『スタンディング・アローン』からの楽曲と“Botswana”という未発表曲が使用されている。
映像はこちらから。
ポール・マッカートニーは長年の動物愛護家として知られ、元妻のリンダ・マッカートニーが1991年に設立したリンダ・マッカートニー・フーズはヴェジタリアンのためのミートをマス・マーケットに製造している。
畜産業や酪農業は気候変動に大きな影響を及ぼしており、国連の科学者は世界の温室効果ガス排出量の14.5%が家畜生産によるものだと明らかにしている。
またある研究によれば、一つのビーフ・バーガーを作るのに2350リットルの水が使用されているという。
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