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デヴィッド・ボウイのツアー・フォトグラファーがかつて撮影した彼の未発表写真が、新たに写真集として刊行される予定だという。

デニス・オレガンは1983年に行われたデヴィッド・ボウイのシリアス・ムーンライト・ツアーに9ヶ月間同行している。このツアーはアルバム『レッツ・ダンス』を引っさげて行われている。

デニス・オレガンはこのツアーの写真をまとめており、最終的に2018年5月に発売予定の限定版の写真集の中で日の目を見ることとなるという。『ガーディアン』紙によると、この本はその他にも手書きの歌詞、チケット、セットリスト、限定版のプリント写真といった品々や、さらにナイル・ロジャースによってリマスターされた“Ricochet”と“Let’s Dance”の12インチ盤ピクチャー・ディスクが同梱されたものになるという。

出版社はムーンライト・ブックスとペンギン・ランダム・ハウスで、2000冊限定、価格は3000ポンド(約45万円)の予定となっている。なお、より簡素な通常版も来年秋に刊行が見込まれている。

デヴィッド・ボウイと一緒にいた時期についてデニス・オレガンは次のように語っている。「彼はめちゃくちゃ充実してたんだ。ボウイは1万人規模の会場でライヴをし始めて、それが5、6万規模になって、スーパースターとなったんだ。彼はそれだけ大勢の前で演奏するのを本当に楽しんでたよね」

「彼にとって何もかもがうまくいっていて、レヴューもすごく好評価だったし、アルバムも大成功して、彼はとても幸せ者だったんだ」

デニス・オレガンはさらに、デヴィッド・ボウイもこのプロジェクトを応援して参加し、本にサインまでするつもりだったと明かしている。しかし、実現する前に彼は亡くなってしまっている。

今年、イギリスでは新しいデヴィッド・ボウイの伝記『デヴィッド・ボウイ:ア・ライフ』も出版されている。この伝記は、ジギー・スターダストというワイルドな分身の存在によって、デヴィッド・ボウイがしばしば奇妙な事案に出会う羽目になったことを明らかにしている。例えば、デヴィッド・ボウイは1972年9月のツアー中のフィラデルフィアのホテルで、「あたたかい死体」とのセックスまで勧められたという。

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