Pooneh Ghana/NME

Photo: Pooneh Ghana/NME

UKのオフィシャル・チャート・カンパニーは、プログレ・アルバム・チャートを立ち上げ、初週はテーム・インパラがチャートのトップを飾っている。

このチャートは雑誌『プログ・マガジン』に掲載されるもので、9月3日の夜にロンドンのシェイクスピアズ・グローブ・シアターで行われるプログレッシヴ・ミュージック・アウォーズの開催と同時に立ち上げられたものとなっている。

「もっと以前になんでこのチャートをやらなかったのか、見落としていたように感じています。プログレッシヴ・ミュージックは、これまで同様、活気に溢れています。ジャンルというよりも一つの精神と言えるものです」とオフィシャル・チャート・カンパニーのマーティン・タルボットは話している。

「“プログレッシヴ”という言葉を喜ぶバンドもいる一方で、それを喜ばないバンドもいるでしょう。なぜなら、手垢のついた言葉だからです」とタルボットは続けている。

イエスのリック・ウェイクマンは今回の一件についてBBCに対して語っている。「45年遅いよ。やらないよりはいいけどね。プログレは今、最も健全なんじゃないかな。今の若いバンドの音楽的技術の水準って全般的な意味で70年代より高いよね」

『プログ・マガジン』の編集者、ジェリー・ユーイングはこう語っている。「プログレのアーティストたちは、常に音楽的慣習による境界を超えようとしています。そうすることによって、時代を超えてベストセラーとなり、大きな影響を与えるアーティストが生まれてきました。プログレは1970年代で止まってはいません。世間にはプログレにハマり、70年代を知らないような人々がたくさんいるのです」

「近年、ベストセラーとなって評価の高いアーティストには、ミューズやレディオヘッド、モグワイ、テーム・インパラなどがいます。彼らの活動は素晴らしく、自分たち自身やオーディエンスに挑戦し、新しい世代に刺激を与えています。そして、オフィシャル・プログレッシヴ・アルバム・チャートは、そうしたことを認知してもらうための施策なのです」

『プログ・マガジン』は、どのアルバムがチャートに入る資格があるかも決定していくという。ミューズ、ロジャー・ウォーターズ、パブリック・サービス・ブロードキャスティング、フェイス・ノー・モアといったアーティストがチャートには名を連ねている。

今週のトップ10は以下の通り。

1. Tame Impala – ‘Currents’
2. Muse – ‘Drones’
3. Roger Waters – ‘Amused to Death’
4. Joe Satriani – ‘Shockwave Supernova’
5. Public Service Broadcasting – ‘The Race for Space’
6. Faith No More – ‘Sol Invictus’
7. Symphony X – ‘Underworld’
8. Pink Floyd – ‘The Endless River’
9. Tim Bowness – ‘Stupid Things That Mean the World’
10. Nightwish – ‘Endless Forms Most Beautiful’

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