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ザ・キラーズは亡くなったファッツ・ドミノに追悼の意を表して“Ain’t That A Shame”をライヴでカヴァーしている。

ザ・キラーズは先週末にニュー・オーリンズで開催されたヴードゥー・ミュージック・フェスティバルのヘッドライナーを務めており、その中でファッツ・ドミノのカヴァーを披露している。

「僕らはロックンロールの礎を担った父親の一人を火曜日に失ったんだ。彼はそう言えばニュー・オーリンズの出身だよね」とフロントマンのブランドン・フラワーズは観客に語っている。

「子供の頃のお気に入りの思い出に父とドライヴしたっていうのがあるんだ……ラジオ局はいつもオールディーズにセットされててね。ファッツ・ドミノがかかると、いつも音量を上げてたんだ」

観客が撮影したパフォーマンスの模様はこちらから。

ファッツ・ドミノは現地時間10月24日に自然死で亡くなっている。享年89歳だった。

ファッツ・ドミノは“Ain’t That a Shame”や“Blueberry Hill”、“I’m Walkin”といったヒット曲で知られ、1955年から1960年の間に11曲のトップ10ヒットを輩出し、キャリアを通して6500万枚のセールスを記録しており、エルヴィス・プレスリーを除けば、50年代のアーティストとして最多のセールスとなっている。1986年にファッツ・ドミノはロックの殿堂入りを果たしている。

ポール・マッカートニーもファッツ・ドミノに追悼の意を表し、彼に会った時のことを振り返り、ザ・ビートルズに「多大なる影響」を与えたと述べている。

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