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マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのドラマーであるコルム・オコーサクは、バンドが来年新作をリリースするという報道について言及し、アルバムを「制作中」であることを認めている。

新作の噂についてはケヴィン・シールズがシガー・ロスが主催するアイスランドのフェスティバル「Norður og Niður」に出演することが発表されたのと共に持ち上がったもので、フェスティバルの公式サイトのケヴィン・シールズのプロフィールには「2018年にリリースされるマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのアルバムのための音源に取り組んでいる」と記されていた。

コルム・オコーサクは、ホープ・サンドヴァル・アンド・ザ・ウォーム・インヴェンションズのツアー中にボストンのラジオ局「WBUR」のインタヴューを受けており、その中でマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの新作についても言及している。「この前はそれに取り組んでいたんだ。ツアーが終わったら、戻って取り組むことになるよ。制作中なんだ」

アルバムが実現すれば、2013年発表の『m b v』以来の作品となり、バンドにとって4作目のアルバムとなる。

以前、コルム・オコーサクは、ライヴ会場での音量問題について自身の考えを表明していた。

ダブリンの3アリーナについて彼は次のように述べている。「最近、非常に値の張る2つのライヴに行ったのだが、圧倒するような素晴らしいサウンドで鳴らされるべきものが、鬱陶しいほど安っぽく、か細いサウンドで上演されたのを経験した」

「3アリーナは文化を去勢して、それで富を稼いでいる今の現実の一例だ。PAシステムでのデシベル制限は実に悲しいよ。ライヴの最前列に行ったなら、ドラムやベースが骨を揺らして音を立て、音楽で頭が満たされ、その存在が恍惚へと連れていってくれる、そういうもののはずだ」

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