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アヴェンジド・セヴンフォールドのフロントマンであるM.シャドウズは、今年の夏にメタリカと行ったスタジアム・ツアーで学んだことを明かしている。

最新作『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』を引っさげて、「ワールドワイアード」ツアーを行っているメタリカだが、アヴェンジド・セヴンフォールドは20公演以上のスタジアム公演でサポート・アクトを務めている。

M.シャドウズはこのツアーでメタリカから学んだことについて次のように語っている。「俺が学んだのは、オンライン上に文句や批判のあるこの世界で、スタジアム公演をやって、スタジアムをソールド・アウトにするにはブラック・アルバムみたいなアルバムが必要なんだよ。自分のやりたいディープな曲をやってさ、“Master Of Puppets”とか、そういうものを演奏してもいいんだけど、ブラック・アルバムの曲をやってる時は、観客全員がクレイジーになるんだ。観客の60%ぐらいはさ、カジュアルなファンで、ブラック・アルバムしか持ってないんだよ。ハードコア・ファンにはありえないことだけどさ」

彼は次のように続けている。「スタジアム・ツアーをやるには、ラジオでかかっているとか、ある時点で集団意識に入り込んだような曲が必要なんだ、そして、彼らにとってはブラック・アルバムがそれなんだ。いろいろ意見を聞くとさ、もっとコアな曲をやってほしいとかって言うんだけど、でも、ブラック・アルバムの曲をやると、“Sad But True”、“Enter Sandman”、“Unforgiven”なんかを演奏すると、まったく違う空気になるんだ。多くの観客がカジュアル・ファンなんだよ。それが彼らが成し遂げたことであり、キャリアをすごく豊かなものにしてるよね」

メタリカは現地時間10月28日に行われた公演で観客と共にオアシスの名曲“Don’t Look Back In Anger”をカヴァーしている。

メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒはこの時の模様を「なんて瞬間だ! 鳥肌ものだよ」というキャプションを添えてツイートしている。

https://twitter.com/larsulrich/status/924481467882676225

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