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ファッツ・ドミノが亡くなった。享年89歳だった。

ファッツ・ドミノはロックンロールの先駆者として知られ、エルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズなどに大きな影響を与えている。

地元テレビ局「WWL-TV」は彼の訃報を報じており、遺族に囲まれてニュー・オーリンズで安らかに亡くなったことをファッツ・ドミノの娘が認めているという。

ルイジアナ州ジェファーソン郡の検視局の主任検視官、マーク・ボーンもAP通信に対して現地時間10月24日に自然死で亡くなったことを認めている。

ファッツ・ドミノは“Ain’t That a Shame”や“Blueberry Hill”、“I’m Walkin”といったヒット曲で知られ、1955年から1960年の間に11曲のトップ10ヒットを輩出し、キャリアを通して6500万枚のセールスを記録しており、エルヴィス・プレスリーを除けば、50年代のアーティストとして最多のセールスとなっている。1986年にファッツ・ドミノはロックの殿堂入りを果たしている。

ファッツ・ドミノの本名はアントニー・ドミノ・ジュニアで、初期のコラボレーターであったビリー・ダイアモンドが「ファッツ」というニックネームを付けたという。「僕が『ファッツ』と呼んだんだ。というのも、食べ続けてたら、大きくなるはずだったからね」

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