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マリリン・マンソンは、元交際相手のジェシカ・アダムスから性的虐待を告発されていたベーシストのトゥイギー・ラミレズと袂を分かつことを発表している。

本名をジョージア・ホワイトというトゥイギー・ラミレズは、1990年代にライオット・ガール期のバンドであるジャック・オフ・ジルのシンガーのジェシカ・アダムスと交際していた。ジェシカ・アダムスは先日、自身のフェイスブックに過去のトゥイギー・ラミレズとの交際について綴っており、交際が虐待的なものであったことを明かして、一例としてツアーの休憩中にトゥイギー・ラミレズからレイプされたことを明かしている。

ジェシカ・アダムスからの告発を受けて、マリリン・マンソンはトゥイギー・ラミレズが今後自身のバンドでプレイしないことを発表している。マリリン・マンソンはツイッターに短い声明を投稿し、次のように綴っている。「ジョージア・ホワイトとは、マリリン・マンソンのメンバーとして別の道を歩むことにしたんだ。今後のツアーでは代わりのメンバーになるよ。彼の幸運を祈る」

エンターテインメント業界ではここ数週間にわたって、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが過去数十年間にわたって行ってきたセクシャル・ハラスメントを受け、ハリウッドを初めとして過去に男性から受けてきた扱いを告発する声が数多く上がっている。

先日、マリリン・マンソンはバンドの初期のギタリストであったデイジー・バーコウィッツの訃報を受けて追悼の意を表している。

デイジー・バーコウィッツは2013年8月に結腸ガンと診断されており、結腸ガンの第4ステージとの闘病の末に亡くなったという。享年49歳だった。

訃報の知らせは所属していたジャック・オフ・ジルによって発表されており、マリリン・マンソンも彼の訃報を受けて追悼の意を表している。

マリリン・マンソンは訃報を受けてインスタグラムに二人のかつての写真を投稿し、「スコット・パテスキーと僕は一緒に素晴らしい音楽を作ってきた。長年、相違もあったけど、でも、これからもずっと良かった頃のことを思い出すだろうね。みんな、彼を追悼して“Man That You Fear”を聴くべきだ。僕らのお気に入りだったんだ」と添えている。

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