キッド・ロックは数ヶ月に及ぶ報道を経て、最終的に上院議員に立候補しないことを明らかにしている。
現地時間10月24日にシリウスXMのハワード・スターンの番組に出演したキッド・ロックは自身の来たるアルバムをプロモーションするための、度を超えた冗談だったと明かしている。
「絶対にないね。俺は上院議員に立候補しないよ。からかってるのかい?」とハワード・スターンに自身の計画について訊かれたキッド・ロックは答えている。
「誰がそんなことも分からないんだ? 俺はニュー・アルバムをリリースするんだ。ツアーもやるしね。俺を担いでいるのかい?」
彼は続けて立候補するフリをしたことは「俺が自身に与えた最悪のアドバイスでありつつも、これまでやってきたなかでも最もクリエイティヴなことだったね。みんなの本性を見ることになったからね」と語っている。
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キッド・ロックは11月3日に通算11作目となるニュー・アルバム『スウィート・サザン・シュガー』をリリースすることを発表しており、2018年に「グレイテスト・ショウ・オン・アース」と題したツアーを行う予定だという。
今年、キッド・ロックは、「キッドロックを上院議員に」と呼ばれる特設ウェブサイトをオープンさせ、上院議員候補に立候補すると報じられていた。しかし、彼はまだ手続きをしておらず、正式な立候補はまだ発表していないことを念押ししていた。
先日、キッド・ロックは自身のウェブサイトで声明を発表し、極右勢力と極左勢力を批判した上で黒人への愛を宣言していた。
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