Tom Martin/NME

Photo: Tom Martin/NME

スリップノットのコリィ・テイラーは、成功したことが恥ずかしいように振る舞うバンドがいるとして、彼らを「ばかげた気取った奴ら」と呼び、自分のバンドのファン層を誇りに思っていると語っている。

率直な意見を語ることで知られるフロントマン、コリィ・テイラーは、ラスベガスを拠点として『ザ・レヴュー・ジャーナル』で、もしバンドを成功させたくなかったなら、最初から公の場所で演奏しなければいいと語っている。

「俺はいつもこういったバンドの奴ら、名前は言わないけどさ、と話をするたびにイラっとするんだ。彼らは馬鹿げたエリート気取りだよ」とコリィ・テイラーは語っている。「彼らはいかにも関係ないぜっていう空気を漂わせているんだ」

「彼らは、成功を恥とさえ思っている。それならなんで地下室を離れてしまったんだろう? わかる? それならどうしてライヴを始めたんだ? 地下で、そのまま自惚れたクソ野郎として、音楽を作って自分だけで楽しんでいればよかったのに。言ってることは全部嘘っぱちだね」

「だれよりも優れて神聖だというように振る舞っているが、全部嘘っぱちだ」とテイラーは続けている。「もしそれが本当だとしたら、絶対にライヴなんてやらないはずさ。必死になってレコード会社と契約を結ぼうともしないだろうし、人々に聞いてもらうために曲を発表したりしないだろ。それはちっぽけで説教じみた、ただの言い訳さ。わかるだろ?」

コリィ・テイラーは自身の意見本「You’re Making Me Hate You」のプロモ活動として、トークと共にストーン・サワーのアコースティック・ソングも披露して回っている。

スリップノットは、現在、大規模なUSツアーを敢行中で、来月以降、南アメリカやカナダでライヴを行う予定となっている。

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