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アヴェンジド・セヴンフォールドのフロントマンであるM.シャドウズはリンキン・パークのチェスター・ベニントンの追悼公演でのパフォーマンスについて語っている。

リンキン・パークは、チェスター・ベニントンの追悼コンサートを10月27日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで行うことを発表している。

この公演には、コーンのフロントマンであるジョナサン・デイヴィス、アヴェンジド・セヴンフォールドのM.シャドウズとシニスター・ゲイツ、ブリンク182、システム・オブ・ア・ダウンの複数のメンバー、イエローカードのライアン・キー、キアーラといった多くのミュージシャンが出演することが発表されている。

M.シャドウズは今回、追悼コンサートで披露する楽曲について訊かれると、『リヴォルヴァー』誌に次のように語っている。「実を言うと、俺たちがやる予定の曲は変更し続けていてね。だから、今はそれについて何も言いたくないんだ。元々、マイク(・シノダ)には、『俺たちは一番扱いやすい奴らだからさ。前もって俺たちがその日にやる曲を伝えてくれるだけでいいよ、その方がよければね。俺たちはそれを完璧にこなすよ』って伝えてたんだけど、マイクからは『いやいや、それについては心配しなくていい。君たちはこの曲をやってくれよ』って言われてね」

「それから1週間後にマイクから連絡が来て、『実は、(コーンの)ジョナサン・デイヴィスがあの曲をやることになったんだ。だから、この曲をやってもらうのはどうかな?』って言われたんだ。だから、現時点で俺たちが何をやるかは分からないんだ。様子を見るとするよ」

M.シャドウズは続けて、リンキン・パークやチェスター・ベニントンとの関係性について次のように明かしている。「俺はチェスターと近しい関係ではなかったんだ。彼とはすれ違ったことがあるくらいなんだけど、マイクとは親しくしててね。それに、デイヴ(・“フェニックス”・ファレル)とはよくゴルフに行っているんだよ。マイクは一緒にコーチェラに出かける仲間の一人だし、お互いに新作のデモを聴かせあったり、プロデューサーについて話したりしていたんだ。マイク、俺、ブライアン(シニスター・ゲイツ)とでかなり親しくしていたんだよ」

M.シャドウズは続けて、アヴェンジド・セヴンフォールドの元ドラマーのザ・レヴが2009年に亡くなったことに言及して次のように語っている。「だから、今回のことが起きた時も……友人を失うのは辛いことだからね。自分自身がちょっと前に経験した辛い出来事に友人が直面しているのを見ているのは辛いことだったよ」

今回の出来事でザ・レヴのが亡くなった時のことを思い出したかと訊かれると、M.シャドウズは次のように答えている。「そうだな。それに、俺は自分が対極の立場に立った時にどう振る舞うべきかがよく分かるようになった気がするよ。人って、こういう時の対処法をちゃんと理解していないと思うんだ。自分たちは当事者を気にかけ過ぎてるのか、もしくは十分に気遣いできていないのかってことだったり、言葉をかけ過ぎてるのか、もしくはかけなさ過ぎてるのかっていうことが分からないわけでさ」

「だから、俺たちはこう彼らに伝えたんだ」とM.シャドウズは続けて語っている。「『俺たちは君たちのそばにいるから、何かが必要になったらいつでも言ってくれ』ってね。何度か連絡は取ったけど、彼らが喪に服して、乗り越えられるように邪魔にならないようにしたんだ。そういう時に誰かが言えることは何もないからね」

リンキン・パークは先日チェスター・ベニントンの死後、初めてリハーサルを行った時の写真を公開している。

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