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カニエ・ウェストは週末に行われたMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで、元々はパフォーマンスを行う予定だったことが明らかになっている。

カニエ・ウェストは8月30日に開催された授賞式で、マイケル・ジャクソン・ビデオ・バンガード・アワードをプレゼンターにテイラー・スウィフトを迎えて、栄誉のなか受賞している。

12分に及ぶスピーチの最後でカニエ・ウェストは2020年の米大統領選に出馬すると語ることになったが、MTVの役員であるヴァン・トッフラーは、最初はカニエ・ウェストのヒット曲によるメドレーのパフォーマンスを行う予定だったことを明かしている。

「他の番組のプロデューサーであれば、もっとも大きな賞の受賞者が何をするか知らないで番組に臨むことなんてないと思うけど、それこそがビデオ・ミュージック・アウォーズのある種の魔法であり、予測不可能な部分なんだ」と米『ビルボード』誌に語っている。

「僕らはカニエがやりたいことであれば、何に対してでもオープンでいようと決めたんだ。だって、彼はたくさんの出来事を提供してきてくれたからね。そのなかには予測できなかったものもあったけどさ。だから、彼が曲を披露するかどうかは分からなかったんだ。トラックは用意してあったんだけどね。彼は自分のヒット曲をラップする予定だったからね」

一方、リアーナはカニエ・ウェストの大統領選発言についてコメントしている。リアーナは「エンタテインメント・トゥナイト」に次のように語っている。「みんな、(ドナルド・)トランプに投票するんでしょ。誰がカニエに入れないのよ?」。また、こうも語っている。「彼のスピーチには本当に、本当に興奮したわ。あのスピーチはとてつもなかったわよ」

また、ホワイトハウスの報道官もカニエ・ウェストの発言について反応を示している。大統領報道官のジョシュ・アーネストは米『ビルボード』誌に対して、「選挙キャンペーンの帽子に刺繍で入れるスローガンに彼がどんなものを選ぶのか、楽しみにしているよ」と語っている。

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