ジャミロクワイのフロントマンであるジェイ・ケイは現地時間10月9日に開催されたBMIアウォーズの授賞式で、亡くなったキーボーディストで、ソングライティングのパートナーだったトビー・スミスに追悼の意を表している。
授賞式はロンドンのドーチェスター・ホテルにて開催され、ティト・ジャクソン、ノーティ・ボーイ、フォールズ、カイラらも賞を受賞している。BMIプレジデンツ賞を受賞してステージに上がったジェイ・ケイはこの賞を今年4月に弱冠46歳で亡くなったトビー・スミスに捧げている。彼はパートナーで結婚したことを発表したマリアに対しても「文句の聞き手」となって彼に「耐えて」くれたことに感謝している。
「今夜、この賞を受賞できて非常に嬉しいです。僕が音楽でキャリアを始めてから30年になります。今なお自分のことをできて、楽曲を通して表現できることは幸運だと思います」とジェイ・ケイは受賞スピーチで語っている。「頭のなかにあることから物事に取り掛かって、それをラジオでみなさんに聴いてもらい、たくさんの人々に世界中で聴いてもらう段階まで持っていくこと、これ以上の興奮はありません。真に名誉なことです」
トビー・スミスは1992年から2002年までジャミロクワイの活動に参加していたが、「家族と多くの時間を過ごすため」グループを離れている。トビー・スミスはキーボーディストであると同時に、2001年発表の『ア・ファンク・オデッセイ』まで初期のヒット曲やアルバムの共作者でもある。近年はザ・フージアーズやマット・カードルの楽曲の作曲やプロデュースを手掛けていた。
「本当に大好きだよ」とジャミロクワイのオリジナル・ベーシストであるスチュワート・ゼンダーは亡くなった際に述べている。「俺の兄貴であるトビーが昨晩、向こう側へと召されたんだ。僕が最も好きな思い出は、彼やバンドと一緒に創作した思い出なんだ。最も才能のあるミュージシャンで、一緒に音楽を制作できて光栄だった。トビーのような人は他にいないよ。あなたの光は永遠に輝き続けるでしょう」
「僕やみんなの人生を輝かしいものにしてくれてありがとう。あなたの愛と人生を祝福するよ!」
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