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P!NKは最新インタヴューでドクター・ルークを批判し、ドクター・ルークのケシャとの法廷闘争は「彼のカルマによるものであり、彼が良い人間でなかったのだから当然の報いだ」と打ち明けている。

P!NKはケシャへの支持を表明した大御所アーティストの1人で、ケシャは2014年10月からプロデューサーのドクター・ルークとの法廷闘争に巻き込まれている。ケシャは元々、ドクター・ルークの「精神的操縦と、感情的な悪態と、性的虐待」を訴えてカリフォルニア州の裁判所で訴訟を起こしており、レーベルとのレコード契約からも逃れようとしていた。

その後、ドクター・ルークは名誉毀損でケシャを逆告訴していて、2016年10月にはケシャが名誉毀損の方の裁判に集中できるように、元々のケシャの訴えが取り下げられたことが明らかになっている。今年4月には、ソニーはドクター・ルークとの関係を解消しており、7月にはドクター・ルークがレディー・ガガに対してケシャとの裁判で証言するように出廷を求める事態となっている。

P!NKは『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューの中でこの訴訟について訊かれ、2006年にリリースした自身のアルバム『アイム・ノット・デッド』で仕事を共にしたドクター・ルークを非難している。

記事からの抜粋は次の通り。

「『何があったのかは私には分からない』とP!NKはケシャが性的の面ならびに言葉の面で虐待を受けたという広く知れ渡ったケシャの主張について語っている。『けど、ドクター・ルークがあんなことをしたかどうか関係なく、これは彼のカルマによるものであり、彼が良い人間でなかったのだから当然の報いだってことは分かるわ』

『私は彼に面と向かって、あなたとは一緒に仕事をしないって言ったことがあるの』とP!NKは続けている。『彼はビジネスの面でいい人間ではないし、やさしい人間でもない。十分な機会が与えられているのに、ちゃんとしたことをやらないの。だから、そんなに気の毒だとは思っていないわ』」

『ニューヨーク・タイムズ』紙、ドクター・ルークはこの発言へのコメントを控えているとも記している。

先日、ケシャは現在も続いているドクター・ルークとの裁判の費用を寄付していたと伝えられているテイラー・スウィフトに対して感謝の思いを明かしている。

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