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ジャスティン・ビーバーは、オーディション番組「Xファクター」について、「Xファクター」がなければ多くの才能が見逃されていたとして番組を擁護している。

ジャスティン・ビーバーは英ITVで放送されているサイモン・コーウェルが司会を務める「Xファクター」について、ワン・ダイレクションやリトル・ミックスといった才能を発掘していることを評価して番組への支持を表明している。

しかしながら一方で、ジャスティン・ビーバーは英『メトロ』紙への発言の中でサイモン・コーウェルは7年前に3位という結果でありながら世界的な名声を得ることとなったワン・ダイレクションのような新たなタレントを見つける必要があると語っている。

「この手の番組は、タレントを発掘し続けることで信用を得られるんだ」とジャスティン・ビーバーは語っている。「ワン・ダイレクションを毎シーズン見つけ出すことはできないけど、サイモン(・コーウェル)は今年中に新たなスターを見つけ出さないといけないと僕は思うよ」

自身もYouTubeに投稿した動画がきっかけでデビューしたという経緯を持つジャスティン・ビーバーはまた、リアリティ番組の出演者に向けられる批判についても容認できないと語っている。

「タレント番組に向けられる批判については、昔から理解できないんだ」とジャスティン・ビーバーは語っている。「ここ10年の間に出てきた偉大なアーティストたちの中には、そういう中で発掘された人たちだっているのにね」

「もしもそういう番組がなかったとしたら、僕たちはワン・ダイレクションやリトル・ミックス、ケリー・クラークソン、フィフス・ハーモニーのことなんて知らなかったかもしれないんだ……それは業界にとってもいいこととは言えないだろうね」

ケリー・クラークソンは、2002年に放送された「アメリカン・アイドル」のファースト・シーズンで優勝しているほか、フィフス・ハーモニーは2012年にアメリカ版「Xファクター」で3位に選ばれている。

先日、ジャスティン・ビーバーはインスタグラムで人種的不公平に対して「立ち向かう意思がある」ことを表明しており、人種差別が「これまで見たことがないほど現在蔓延している」と指摘している。

ジャスティン・ビーバーは「ブラック・ライヴズ・マター(黒人の命の権利)」と書かれた黄色と黒の画像を投稿し、反人種差別運動への支持を表明しており、さらに次のようなキャプションを添えている。「僕は白人のカナダ人であり、アフリカ系アメリカ人がどういう気持ちなのかは分かりえない。それでも、分かっていることがある。立ち上がって、自分の声を使って人種差別を白日のものとしたいということなんだ。だって、人種差別は現実に起きていることで、これまで見たことがないほど現在蔓延しているわけだからね」

彼は最後に「僕たちはみんな神の子であり、みんな平等だ」と締めくくっている。彼の投稿は以下の通り。

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I am a white Canadian and I will never know what it feels like to be an African American but what I do know is I am willing to stand up and use my voice to shine light on racism, because it's a real thing and it's more prevalent now than I have ever seen in my lifetime.. we are all Gods children and we are ALL EQUAL.

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