ニュー・オーダーは元ベーシストのピーター・フックと最終的かつ完全な合意に達したことを発表している。
両陣営は随分の間、論争を続けており、ピーター・フックはロイヤリティを巡ってニュー・オーダーのメンバーのバーナード・サムナー、スティーヴン・モリス、ジリアン・ギルバートを訴えている。ピーター・フックは2007年にニュー・オーダーを脱退している。
しかし、今回、論争は合意に達したとのことで、ニュー・オーダーは声明を発表している。
全文訳は以下の通り。
「ニュー・オーダーは本日、元ベーシストのピーター・フックと続いていた長年の論争が最終的かつ完全な合意に達したことを発表します。
論争は2011年以来、ピーター・フックがマーチャンダイズや彼の新バンドのプロモーションに際して様々なニュー・オーダーとジョイ・ディヴィジョンの資産を使用していたこと、そして、彼のかつての仲間たちがニュー・オーダーというバンド名を使用することで彼が受け取っていた金額に基づくものでした。
ジョイ・ディヴィジョンやニュー・オーダーの名前は多くのファンにとって多大な意味を持っており、バンドは遺産を守る重要性を感じています。
今回、この問題が解決したことを受けて、バーナードとスティーヴンとジリアンは自分たちの最善を尽くし、音楽を作って、ライヴをやっていくことを続けていきます」
今年6月、ニュー・オーダーはジョイ・ディヴィジョンの楽曲“Disorder”をライヴで初めて演奏している。
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