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リアム・ギャラガーは母親に兄のノエル・ギェラガーについて訊いていることを認めたものの、「保守党の奴」で「企業の犬」と批判し、オアシスの再結成の可能性を再び一蹴している。

共にオアシスの元バンド・メンバーである2人は今秋に数週間の差でアルバムをリリースすると見られており、リアム・ギャラガーは兄のノエルと「相まみえる」準備はできていると語っている。『ハック・マガジン』誌の最新インタヴューを見る限り、両者の溝はすぐに埋まらないものに見える。

母親との関係についてリアム・ギャラガーは次のように語っている。「俺は来る日も来る日も彼女に電話しているんだ。1日に2度とか3度どかな。それで時折、俺が『あいつからは何か聞いたか?』って言うと、母親はそうねって答えてさ、『あいつはまだうろついてんのか』って聞くと、『やめなさい』って言われるんだよ」

「あいつはどっかで電話してきて、俺のアルバムがいつ出るか訊いたんだと思うよ。あいつは俺のやってることをちょっと気になってんだよ。プレスに出てくると、俺が存在していることも知らないって感じだろうけどさ。でも、内心はあいつビビってるんだよ。困ってるんだ」

進行中の口論について母親は「まったく喜んでない」とのことだが、リアム・ギャラガーは亀裂の入った両者の関係の現状について次のように説明している。

「あいつは俺のことが好きじゃないし、俺もあいつのことが好きじゃない」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺はあいつの友人が好きじゃないし、あいつは俺の友人が好きじゃない。俺はあいつがなっちまったものが好きじゃないし、あいつは俺がならなかったものが好きじゃない。俺たちの世界では今、起こったことじゃないんだよ」

「オアシスは一緒にできない状態だね。あいつは違う方向に行き、俺は今なお進むはずだった道を進んでいる。俺の知る限り、あいつは企業の犬になっちまったんだよ。あいつとバンドをやることになるかは分からないけど、あいつが俺とやりたくないのは間違いないだろうね」

リアム・ギャラガーはもう一度一緒にやることになることについてもアティテュードやスタイルには非常にたくさんの違いがあると続けている。

「あいつに影を投げかけることになるのが分かってるんだよ。場違いで浮くことになるって分かってるのさ。だって、俺は間違いなく100%リアルであり続けているからな。俺の隣りにいると、保守党の奴みたいに見えるからな」

「今、オアシスを再結成させると金のためだけになるだろ。愛とかじゃなくてね。俺の知る限り、オアシスの再結成は小切手を手に入れる以上のことを意味してるわけでね。俺は金はいらないし、あいつも間違いなく金はいらないわけでね。お互いのことを好きだという合意に両者が達するまで、そのままにしておくね。現時点ではやらないよ」

ノエル・ギェラガーは11月にリリース見込みのハイ・フライング・バーズ名義のアルバムに先立って新音源を予告しており、リアム・ギャラガーはソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』を10月6日にリリースする。

リアム・ギャラガーは先日大規模なUK&アイルランド・ツアーを行うことも発表している。

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