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ジミ・ヘンドリックスが50年前に「萎縮していた」ファンに向けて書いたメモがオークションに出品されている。

ジミ・ヘンドリックスは1967年3月のコンサートの際に、当時19歳だったアンシア・コンネルにギターの弦のパッケージの裏にメッセージを書いて渡したという。

アンシア・コンネルはイングランド北部リンカンシャーのボストン・グライダードロームにて自身のボーイフレンドのバンドを見ようとしていたところ、ジミ・ヘンドリックスがやってきて、アンシア・コンネルに向けて話し始めたという。アンシア・コンネルは次のようにBBCに語っている。「彼は私に話しかけてきたんだけど、驚くべきことに何の話をしたのか、全然思い出せないのよ」

「深くてとても意味深い会話をしたなんて言えたらいいのだけど、私はぼそぼそと何かつぶやいているだけで、完全に萎縮していたわ。ジミ・ヘンドリックスは完璧なアイコンだったから」

アンシア・コンネルは、その後、ジミ・ヘンドリックスが自身のバンドメンバーであるミッチ・ミッチェルとノエル・レディングに何か書くものはないか尋ねて、弦のパックにメッセージを書いて渡してくれたという。そこには次のように書かれている。「アンシアへ、君にずっと愛とキスを送るよ。いつか君とちゃんと話せることを願っている。変わらずに素敵でいてくれることを、ジミ・ヘンドリックス」

「というのも、あの時、ボールルームに女の子は私1人だけだったの」とアンシア・コンネルは語っている。アンシア・コンネルは現在、ミッチ・ミッチェルとノエル・レディングのサインも添えられているこのメモをダービーシャーのハンソンズ・イン・エトウォールにてオークションに出品するという。このメモは10月23日に競売が開始され、2,000ポンドから3,000ポンド(約28万円から約42万円)での落札が予想されている。

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