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ザ・ビートルズは、プロデューサーであるジョージ・マーティンによって書かれた“Eleanor Rigby”のオリジナル・スコアがオークションに出品されることが明らかになっており、2万ポンド(約280万円)前後での落札が予想されている。

スコア・シートにはポール・マッカートニーによるサインも書かれているほか、ジョージ・マーティンによる4人分のヴァイオリンと2人分のヴィオラ、2人分のチェロが楽曲に入るというメモが記されている。

なお、奇妙なことに、ポール・マッカートニーとジョン・レノンが初めて出会ったリヴァプールの墓地にも、エリナー・リグビーという名前の墓があることが後に判明している。

今回のオークションでは、エリナー・リグビー氏の墓の譲渡権と、彼女の名前が入った1899年もののミニチュア版聖書も出品されることとなっている。

「もしあなたがビートルズの驚くほどニッチな記念品のファンであったら、今ならエリナー・リグビー氏の墓の所有権を買うことができますよ」

「エリナー・リグビー氏の1899年ものの聖書が、ビートルズの手書き『All the lonely people(注:“Eleanor Rigby”の歌詞)』のスコアとともにオークションに出品へ」

オメガ・オークションのポール・フェアウェザーは、この楽譜とエリナー・リグビーの名前入りの墓が同時に売りに出されるというのは「素晴らしい偶然の一致」であると語っている。

ポール・フェアウェザーはまた「世界中から激しい入札合戦となる」と予想しているという。

これらの商品は9月11日にウォリントンで行われるビートルズ・メモラビリア・オークションにて販売されることとなっている。

一方、リンゴ・スターは、ポール・マッカートニーとコラボレーションを果たした新曲“We’re On The Road Again”を先日公開している。この曲はリンゴ・スターの来たる新作『ギヴ・モア・ラヴ』に収録されることとなっている。

さらにポール・マッカートニーは先日、ソニー/ATVミュージック・パブリッシングとのザ・ビートルズの楽曲を巡る係争を解消したことが報じられている。

ポール・マッカートニーは来年ザ・ビートルズの楽曲の著作権を再び所有できると主張していたが、ソニー/ATVミュージック・パブリッシングは法的な争いなしに著作権の権利を移行することを認めていなかった。しかし、「ハリウッド・レポーター」の報道によれば、両陣営は示談に至ったという。示談の内容については明らかになっていない。ザ・ビートルズの楽曲の著作権については以前、マイケル・ジャクソンが所有していた。

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