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ピート・ドハーティは、先日イタリアで運転中、ヘロインを不法所持していたとして捕まったと報道されている。

ザ・リバティーンズとベイビーシャンブルズのフロントマンであるピート・ドハーティは薬物依存との闘いで知られており、数週間前イタリアからスイスへドライヴする道中、国境のキアッソにて警察官に車を止められたと報じられている。

イタリアの地元紙『ラ・プロヴィンシア』によると、警察官は1グラムのヘロインと0.5グラムのデメロールを発見したという。

警察官はピート・ドハーティを起訴するために十分な量の薬物を発見しなかった一方、運転免許証と車両登録証明書が無効であることが判明している。薬物不法所持と無効書類での旅行によって罰金が課せられたという。

ピート・ドハーティの担当者に『NME』は連絡をとっているもののコメントは得られていない。

昨年、ピート・ドハーティは、パリ同時多発テロで襲撃を受けてから約1年後に再オープンしたバタクランでの公演のために薬物を絶ったことを明らかにしている。

「ああ、バタクランはクリーンでやらなくちゃならなかったんだ」とピートは語っている。「バタクランのためにクリーンにならなくちゃいけなかった、もう十分だったしね」

ピート・ドハーティは、いかに自身が「もはや薬物依存ではなくなった」かについて語り、「何かがちょうどピンときたんだ。今の足を見てくれ、可愛いだろ。その足で母親に会いに行く必要があるし、クリーンで音楽をやる必要があるんだ」

ピート・ドハーティの薬物のリハビリについては2003年まで遡り、バンドメイトのカール・バラーの自宅に侵入したために強盗容疑で収監された後に最初のリハビリを受けている。しかし、2005年にはクラスAの物質の所持で逮捕されており、2008年にも再び週間されている。リハビリを完全に成功したのは2015年となっていた。

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