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キッド・ロックは、アメリカの上院議員選挙への出馬を目指す企てを続けるよう促されている。

先月7月12日、ドナルド・トランプ大統領の支持者であることを公言しているキッド・ロックは、「キッド・ロックを上院議員に」と呼ばれる特設ウェブサイトをオープンさせている。このサイトは「国民の男娼(ピンプ・オブ・ザ・ネイション:キッド・ロックの曲名)」「政党をロックする」「イン・ロック・ウィ・トラスト(Y&Tが1984年に発表したアルバムと同名)」といったスローガンを掲げている。

一部のファンは、このウェブサイトは単に新しいアルバム、またはツアーのための売名行為であると推測しているが、キッド・ロック自身は、サイトは本物であることを主張し、「近い将来、大きな発表をする予定だよ」と約束している。

今回、ケンタッキー州選出の上院議員ミッチ・マコーネルによって2016年の選挙の際に設立された政治資金団体、セネイト・リーダーシップ・ファンドはキッド・ロックが上院議員候補として出馬することを支持している。

『スピン』によれば、グループの代表であるスティーヴン・ローは「私たちは彼の立候補に実際とても興味があります」と先日8月11日、米テレビ局「C-SPAN」に語っている。「私は決して彼を除外するつもりはありません」

「実際としては、出身州で彼は多くの慈善的な活動をしてきましたし、大変スマートな人物で、政策についても考えていて、抜け目ないビジネスマンでもあります」とスティーヴン・ローは続けている。「もし君がこれを見てくれているなら、キッド、僕らは君の立候補を願ってるよ」

「キッド・ロックを上院議員に」というサイトのオープンから2週間後、キッド・ロックはミシガン州の上院議員選挙で彼が優勢であるとする調査記事をツイートしている。

この記事ではデルフィ・アナリティクスが実施した世論調査に言及しており、それによれば、この州の民主党上院議員であるデビー・スタベナウに対して8パーセントをリードしているとする、実施の世論調査を紹介している。

しかし、「ラウドワイアー」によれば、投票先を決めていない有権者を加えて考慮した場合、調査された人のうちの44パーセントが投票先を決めていないという調査結果となっていて、キッド・ロックに投票する人が30パーセント、デビー・スタベナウに投票する人が26パーセントとなっている。

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