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スリップノットのコリィ・テイラーは自殺したチェスター・ベニントンとクリス・コーネルについて彼らを「卑怯」と呼ぶミュージシャンを批判している。

先月、コーンのギタリストであるブライアン・”ヘッド”・ウェルチは家族を遺して亡くなったことについて「卑怯」と語り、批判を受けることになっていた。

今回、コリィ・テイラーは直接ブライアン・”ヘッド”・ウェルチを言及することはなかったものの、そうしてチェスター・ベニントンやクリス・コーネルを批判することについて「大人げない」と批判している。

自身のメンタルヘルスの問題についてこれまでも語ってきたコリィ・テイラーは「ラウドワイアー」に次のように語っている。「彼らのことを卑怯者と呼ぶのはすごく大人げない見方だよね。そういう風に捉えるのは簡単なことだけどさ。だって、どれだけ深刻な問題か向き合わなくて済むわけだからね。そうやってレッテルを貼るのは簡単だし、彼らが内側で傷ついているというのに無視して、そんなことは起こってないフリをすることもできるわけだよね」

「鬱と闘っている人というのはほとんど常に傷ついている状態にあるわけでね。上がったり下がったりなわけでさ。よくなったり悪くなったり、時々そうした変わり目を克服するのが難しい時もあるんだよ」

コリィ・テイラーは自身の鬱との対処法についても語り、自分を支えてくれる友人たちの近密なネットワークに囲まれていると語っている。

「行くべき場所があるんだ。友人なのか、見知らぬ人なのか分からないけど、機関だったり、施設だったりがあるんだよ。話を聞くことに尽くしてくれる人がいるわけでね。だって、そうしたものが必要な時もあるわけでさ。誰かに聞いてもらいたいんだよ。それは卑怯でもないし、孤独でもない。必要な手助けを得なきゃいけないんだよ。そうしたものを見つける方法というのはあるわけでね」

クリス・コーネルについては今年5月に亡くなったのを受けてシアトルで銅像を建てる計画があることが明らかになっている。

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