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米『フォーブス』誌が世界で最も稼いだDJの2017年度ランキングを発表している。

5年連続でカルヴィン・ハリスがトップを獲得しており、過去12ヶ月だけで4850万ドル(約53億円)の収入を挙げている。ランキングではティエストや、ブレイクを果たしたザ・チェインスモーカーズの二人組、スクリレックス、スティーヴ・アオキらがカルヴィン・ハリスに続いている。

トップ10の後半にはディプロ、デヴィッド・ゲッタ、マシュメロ、マーティン・ガリックス、ゼッドらがランクインしている。このランキングに女性DJはランクインしていない。

上位10組のランキングは以下の通り。

1. カルヴィン・ハリス 4850万ドル(約53億円)
2. ティエスト 3900万ドル(約43億円)
3. ザ・チェインスモーカーズ 3800万ドル(約42億円)
4. スクリレックス 3000万ドル(約33億円)
5. スティーヴ・アオキ 2950万ドル(約32億円)
6. ディプロ 2850万ドル(約31億円)
7. デヴィッド・ゲッタ 2500万ドル(約27億円)
8. マシュメロ 2100万ドル(約23億円)
9. マーティン・ガリックス 1950万ドル(約21億円)
10. ゼッド 1900万ドル(約20億円)

一方で、イギリスのプロモーターであるフェスティバル・リパブリックは、音楽業界における男女不均衡に取り組む新しい計画「リバランス」の立ち上げを発表している。

リーズを拠点としたこのプロジェクトは3年間実施され、イギリスを拠点としている女性ミュージシャンやソロ・アーティスト、または女性を中心としたバンドに2018年から2020年まで毎月、1週間のスタジオでのレコーディングを提供するという。スタジオとエンジニアリングにかかる費用はフェスティバル・リパブリックによって支払われ、宿泊費や渡航費も同様に支払われる。

毎年年末に、選ばれたアーティストにフェスティバル・リパブリックかライヴ・ネイションのフェスティバルへの出演枠が与えられる。この組織は女性を女性として見なされるすべての人と定義しており、バンドが資格を得るには「作曲に関して不可欠」である1人以上の女性が含まれていなければならない。

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