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リンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンの死を受けてクリス・コーネルとチェスター・ベニントンの両者のファンは2人の共演映像を拡散している。

今年亡くなったクリス・コーネルは2008年に「プロジェクト・レヴォリューション」ツアーを一緒に行った際、リンキン・パークとステージで共演している。

アトランタのレイクウッド・アンフィシアターの公演で、チェスター・ベニントンはクリス・コーネルのステージに加わり、テンプル・オブ・ザ・ドッグによる1991年発表のセルフ・タイトルのアルバムから“Hunger Strike”を披露している。

2人はまたステージの外でも長い友人関係を築いており、チェスター・ベニントンはクリス・コーネルの子供たちの後見人を務めたほか、5月の彼の葬儀ではレナード・コーエンの“Hallelujah”を披露している。

チェスター・ベニントンはクリス・コーネルの死を受けて、彼を「比類なき」才能の持ち主と称賛し、手紙の中で追悼の意を表していた。

「あなたの才能は純粋なもので、比類なきものだった。あなたの声は楽しさと痛みと怒りと許しと愛と苦悩をすべて一つにまとめたものだった。そうしたものこそ僕らだと思うし、そう理解することをあなたは助けてくれた」

41歳だったチェスター・ベニントンは、カリフォルニア州のパロス・ヴァーデスにある自宅で現地時間7月20日に発見されている。『ニューヨーク・タイムズ』紙はチェスター・ベニントンの死が自殺で捜査されていると報じている。

彼が亡くなった直後にファン・サイトである「LinkinParkLive.net」に公開された公開書簡ではチェスター・ベニントンを「誰をも不当に扱うことがなかった人」と称賛している。

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