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マドンナは、オークションから取り下げた自身の着用した下着などの私物を巡って、出品者である元友人から訴えられている。

マドンナの元友人でありアート・コンサルトのダーリーン・ラッツはオークション・サイト「ガッタ・ハヴ・ロックンロール」に100点を超えるポップ・カルチャーのメモラビリアを出品している。

彼女が出品したアイテムの中には、マドンナが元恋人であるトゥパックから獄中から送られた手紙のほか、マドンナの毛髪が付いたヘアブラシやマドンナが着用した2枚の下着が含まれていた。

上記のような希少なアイテムが出品される「ザ・ロックンロール・ポップ・カルチャー・オークション」と題されたセールは、現地時間7月19日から開催されている。しかしながら、マドンナは現地時間7月18日にニューヨーク州最高裁判所で緊急に訴訟を起こしており、ダーリーン・ラッツが出品したマドンナに関連するアイテムは彼女から盗まれたものだと主張し、裁判所はオークション・サイトに対してセールからマドンナに関連した22点のアイテムの出品を取り下げるよう命じている。マドンナはまた、オークションが自身のプライバシーを侵害していると主張している。

ダーリーン・ラッツは今回、裁判所の決定に対して不服を唱えており、オークションへの出品を認めてもらえるよう再審を求めているという。

ゴシップ・サイト「TMZ」が入手した新たな文書によれば、ダーリーン・ラッツの弁護士であるジャッド・グロスマンは、マドンナの下着などの「極めてパーソナルなアイテム」は過去に彼女からダーリーン・ラッツに送られたものであり、既にマドンナの私物ではなくなっていると主張しているという。

「マドンナが本当にプライバシーを望んでいるのなら、下着を郵送することなどなかったでしょう」とダーリーン・ラッツは訴状の中で述べている。

ダーリーン・ラッツはまたマドンナから譲り受けたアイテムに関しては既に彼女と2004年に話し合っていると述べており、裁判沙汰になってしまわないように現金を渡すことでマドンナとの間で合意していたと主張しているという。

ダーリーン・ラッツは現在、裁判所がオークションへの出品を認める決定を下すよう求めている。

現時点でマドンナ側はダーリーン・ラッツによる訴えに対してコメントはしていない。

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