ジョン・レノンが所有していた1964年製のロールスロイスが今月よりロンドンの展覧会で展示される予定だという。
ジョン・レノンは特注のファントムVを1964年12月に購入しており、この車には様々な独自仕様が施されている。
ジョン・レノンは1965年2月まで自動車免許を持っていなかったため、最初は運転手付だったが、購入後すぐにレコード・プレイヤーや8トラックのテープ・プレイヤー、自動車電話、冷蔵庫などが搭載されている。その後、テレビやベッドに変わるリア・シートなども追加されている。
1967年に『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』をリリースする前には車を黄色地のサイケデリックな柄に塗り替えている。
アメリカに移住後もこの車をアメリカで使用していたが、税金の問題を受けてジョン・レノンは展示用にクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館に寄付している。
ジョン・レノンの死後、この車はオークションにかけられ、カナダの起業家であるジミー・パッティソンが230万ドルで購入しており、その後ブリティッシュ・コロンビア州に寄付されている。
'The John Lennon Phantom V' to return to London during 50th anniversary of Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band #GreatPhantoms pic.twitter.com/ZBtGtSA5nw
— Rolls-Royce Media (@RollsRoyceMedia) July 13, 2017
ジョン・レノンが所有していたこの車は今月展覧会のためにロンドンに戻ってくる予定で、7月29日から8月2日までボーナムズで開催される「偉大なる8台のファントム」と題された展覧会で展示される。
先日、ジョン・レノンについては“Imagine”の共作者としてオノ・ヨーコがクレジットされることが明らかになっている。
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