マーカス・マムフォードが最近のインタヴューで、マムフォード&サンズの後の人生について語っている。
マーカス・マムフォードは、最近カニエ・ウェストとのコラボレーションで知られる人物とヒップホップ・プロジェクトを手掛けたにもかかわらず、自身が今も音楽でお金を稼げていることに「いまだに驚いている」といい、“リスク対策”として音楽以外の道を考えていると話している。
「これが俺の仕事だなんて、今でも信じられないんだ」と、フロントマンであるマーカス・マムフォードは最近の英『ビッグ・イシュー』誌の取材で答えている。「ツアーの前にはいつも、頭の隅で教師か農家になろうと考えてるよ」
続けて、「俺は自分のキャリアについて、精神的に不安なんだ。明日にでも全てが終わってしまう気がしてる」と話している。
マーカス・マムフォードは今年の初め、カニエ・ウェストとジェイ・Zの “ No Church In The Wild” を手掛けたプロデューサーとヒップホップ・プロジェクトを行ったことを明かしている。
マーカス・マムフォードは『NME』の取材で、プロデューサーでありラッパーである88キーズから「ヒップホップのビートの刻み方」を学んでいると話している。「この間もロンドンでカニエのライヴに行ったんだ。俺はナズやジュラシック5を聴いて育ってきたんだ」と、自身のヒップホップへの愛を語っている。
「最近またそういうの(ヒップホップ)にハマり始めたんだ。88キーズという最高な奴からヒップホップのビートの刻み方を学んでるところなんだよ。すごく楽しいんだ。このバンドは長く続くと思うから、人がどう思うかなんて気にならないよ。人はその時のことをいろいろ言うけど、このバンドがこの先、面白くなることを願ってる」
88キーズはプロジェクトについて、後に『NME』に対してこの様に語っている。「このプロジェクトはめちゃくちゃカッコ良くなるよ……(マーカス・マムフォードも)当然たくさんのアイディアを持っているしね。あいつの作る音楽は大勢の人に人気があるだろ。ありきたりなことは言いたくないけど、可能性は無限大だよ」
マムフォード&サンズは今週末、レディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めるが、これについて「夢のようだよ。たとえ(ファンが)モノを投げつけてきたとしてもね」と語っている。彼らは若い頃、このフェスティバルでグッド・シャーロットに瓶を投げつけたことも明かしている。
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