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元ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアは昨年ポンペイで行った歴史的コンサートの映像作品のトレイラー映像を公開している。

デヴィッド・ギルモアは昨年7月7日・8日にポンペイ・アンフィシアターで公演を行っており、この公演は『ピンク・フロイド ライブ・アット・ポンペイ』の撮影から45年ぶりとなっていた。

この公演を収めた『デヴィッド・ギルモア:ライブ・アット・ポンペイ』は9月13日に世界各地の2000館以上の映画館で上映される予定となっている。映画のオフィシャル・サイトでは「DEMAND IT」の項から自分の都市での開催をリクエストすることも可能となっている。

http://www.davidgilmourcinematickets.com/

作品はギャヴィン・エルダーが監督を務めており、『飛翔:RATTLE THAT LOCK』や『オン・アン・アイランド』といったソロ作の楽曲を初め、“The Great Gig In The Sky”や“Comfortably Numb”といったピンク・フロイドの名曲も収録されている。“Comfortably Numb”はトレイラー映像でも確認することができる。

米『ローリング・ストーン』誌にデヴィッド・ギルモアは、ポンペイを再び訪れたことで、2008年に亡くなったピンク・フロイドのメンバーであるリチャード・ライトのことを考えることになったと語っている。

「亡霊の場所だからね。リックとあそこで一緒に演奏したことを考えずにはいられなかったね。歴史を再訪する感覚なんだ」と彼は語っている。「やりたかったのは人々が建物に対して威厳さを感じるような美しい場所で演奏することだった。そうすることによって、もう忘れてしまった記憶が加わって、その後遺ることになるからね」

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