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アリアナ・グランデはマンチェスターの市会議員の全会一致の投票によってマンチェスターの名誉市民に選出されている。

アリアナ・グランデは、22名の死者を生むことになった5月22日のマンチェスター・アリーナでの自身の公演で起きたテロ事件を受けて犠牲者への寄付を募る「ワン・ラヴ・マンチェスター」というコンサートを開催したことで讃えられている。

このコンサートで多額の寄付を集めており、先月よりマンチェスター市議会では新たに改訂する名誉市民の制度で最初に称える人物としてアリアナ・グランデの名前が挙がっていた。

現地時間7月12日にマンチェスターの市会議員は投票を行い、アリアナ・グランデを正式に名誉市民に認定している。この会合はマンチェスター・タウン・ホールで開催され、テロの犠牲者の一部の遺族も見守っていたという。

今回の件を提唱した市議会のリーダーであるリチャード・リースはアリアナ・グランデについて次のように評している。「この若いアメリカ人女性はこの地を二度と訪れたくないと思っても理解されたことでしょう」

「しかし、彼女はアーティストとして、パフォーマーとして、もう二度とパフォーマンスをしないのではなく、パフォーマンスを行うためにマンチェスターに戻ってきたのです。そうすることで、彼女は多くの人を励まし、ウィ・ラヴ・マンチェスター緊急基金に多額の寄付を行い、この基金の最初の協力者となりました。これがアリアナ・グランデを新制度による最初のマンチェスター名誉市民に提案したい理由です」

会合の最後ではハル・ストリング・カルテットによってオアシスの“Don’t Look Back In Anger”も演奏されたという。

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